春になると空が黄色くなる「黄砂」
なんだか外に出るのも億劫になりますよね。
近年この黄砂により
人体に大きな影響を及ぼすと叫ばれています。
そう、ただ視界が悪くなるといっただけではない
とても危険なものなんです。
今日は黄砂の影響について
詳しく解説したいと思います。
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黄砂はPM2.5や中国からの影響によるもの!?
黄砂は九州や中国・北陸地方と
北海道の日本海側のみでなく、
現在では大規模で影響を及ぼす様になりました。
そもそも「黄砂」とは東アジア内陸部の
砂漠・乾燥地区の砂塵が北西の季節風により
東アジアなどを広範囲に飛散し
地上へと降り注ぐ気象現象です。
そう・・春の夜に見られる「朧月夜」は
黄砂により月が霞むのが原因で
源氏物語にも朧月夜が出て来るので
平安時代にも起きていた
気象現象であることが分かっています。
この黄砂が日本へと飛来する間に、
黄砂粒子以外に「汚染物質」をも運んでくる事で
さらに厄介な事になっているのです。
そこで「PM2.5」の存在が注目されます。
PM2.5はいわゆる極小粒子状物質で、
”エアロゾル”と呼びます。
大きさがその名を表しており、
2.4μm(マイクロメートル)と非常に微細で、
人間の肺の奥まで入り込んでしまいます。
成分は有機化合物や黒色炭素、ベンゾ、
硫酸塩や硝酸塩、有機化合物というもの。
黄砂が起こると同時に大気汚染地域を通るため、
それが大問題へと発展しているとされています。
PM2.5と黄砂の違いは?粒子の大きさや時期の違いって?
黄砂の通過点には大気汚染で
問題がある中国がありますが、
実際にPM2.5自体はどこでも起こるものなので
発生原因であるという特定が出来ない状況なのです。
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黄砂は人体の健康にも影響が!鼻炎餅や赤ちゃんには特に注意!!
黄砂とPM2.5の影響、
日本では子供のアレルギーが
増加・影響が危惧されています。
具体的には気管支喘息やアトピーなど。
その他、鼻炎持ちの方は
黄砂の多い日には酷く悪化し、
鼻炎がなくとも鼻症状や声がれ、
喉の違和感や咳、目への症状が悪化。
つまりは、
鼻・目・咽喉頭・下気道といった呼吸器系、
他に皮膚などに症状があり、
花粉症ではない方にもアレルギー症状が
出ることがわかっています。
もちろん赤ちゃんにも影響を及ぼすもの。
しかし日本では深刻なほどの濃度ではないため
神経質になるほどでもなく、
有害物質の体内蓄積なども心配になると思いますが、
体から自然と排出されるので心配はないとされています。
日平均70μg/立方メートルの
高濃度なら外遊びは避けましょう。
黄砂は洗濯物など家事事情にも影響する!?
日々の家事に「洗濯物」はつきものですが、
黄砂やPM2.5が飛来している時には
どうしたらいいでしょう?
花粉の場合には手で衣類を払ったりすることで
多少室内に取り込む花粉量は減らせますが、
黄砂やPM2.5の場合は粒子径が異なるため、
明らかな効果があるかは分かっていません。
PM2.5など洗濯物の付着から守るには?
外に洗濯物や布団は出さない方が無難です。
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