病院で処方される鼻風邪の薬は？眠くならない市販薬は？

季節の変わり目などで、かかりやすい鼻風邪。

鼻水や鼻詰まりといった
症状で鼻の不調が続きます。

鼻風邪をひいたときの薬って
どんなものがあるのでしょうか？

市販の鼻風邪の薬は？
子どもにも使えるものはある？

今日は、鼻風邪の薬についてご紹介しましょう。

鼻風邪の薬、病院ではどんなのが処方される？

まず、鼻風邪ってどんな症状を
言うかご存知でしょうか？

アレルギー性の鼻炎などと
違いがわからない事も多いかと思います。

鼻風邪の場合、
鼻水に粘りがあり、黄色や薄い緑色。

アレルギー性鼻炎の場合には
水状で透明の鼻水が出ます。

鼻風邪は、ウィルスによるもので、
初期症状は水っぽいのですが、

徐々に鼻の中に雑菌が繁殖し、
色と粘質を持った鼻水へと変化していきます。

しかし、長期に渡ってドロっとした鼻水が
続く場合には、副鼻腔炎（蓄膿症）へと
悪化しているものと思います。

蓄膿症の原因と合併症は？

副鼻腔炎の症状やチェック方法！

ここでは、一般的な鼻風邪についてお話しますが、
鼻風邪は喉の痛みや発熱を伴います。

そのため、鼻風邪の薬だけではなく、
咳止めや解熱剤といったものと一緒に処方されます。

ただ、医師の好みなどもあるので
特定は出来ませんが、

一般的には、

・ゼスラン
・クラリチン
・ポララミン

といった鼻水・鼻づまりに効果のある
抗ヒスタミンや、抗アレルギー剤が処方されます。

眠くならない市販の鼻風邪の薬は？

市販では、感冒薬や総合風邪薬といったもので
出回っていますが、風邪にも様々な症状があります。

中でもくしゃみ・鼻づまりによく効くといった
風邪薬が鼻風邪緩和には、合うと思います。

また、こうした症状には抗ヒスタミンが
配合されていて、この作用で眠気が出現するものです。

しかし、第二世代抗ヒスタミン薬の開発により、
個人差はあれど眠くなりにくいとされていますが、
医療機関でしか処方されないのがほとんどの様です。

他に、ブロムワレリル尿素という
成分も眠気を起こす作用がありますが、

最近では抗ヒスタミンやブロムワレリル尿素を含まない
鼻水主体の症状に効果のある市販薬も出ています。

「パブロン50」や「ディクルDayQuil」等。

他には漢方で鼻風邪に特化した、
「小青竜湯」というものもあります。

子供や赤ちゃんにも使える鼻風邪の薬は？

子供の鼻風邪でも抗ヒスタミン剤が
処方される事があります。

しかし近年、抗ヒスタミン剤によって、
熱性けいれんが起きたという事例が増えている様で、
処方が禁じられている国もある様です。

こうしたことから、
赤ちゃんや子供の軽い風邪の場合には、
鼻水を止める薬を出さない医師も多くなりました。

赤ちゃんや子供はどうしても
口呼吸が苦手なため、呼吸が苦しそうで
可哀想と思ってしまいますが、

そうした副作用がある限りは
使用しないのが無難。

こまめに拭くか、鼻水を吸い出す吸い取り器を
使用して吸い出してあげると楽になります。

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