副鼻腔炎の症状やチェック方法！口臭や歯痛を防ぐ治療方法は？

風邪でもないのに長引く鼻水や鼻づまり。

もしかしたら副鼻腔炎かもしれません。

自分は副鼻腔炎？
調べ方は？どんな症状？？？

今日は副鼻腔炎の症状や
チェック方法などについてお話しします。

副鼻腔炎の症状は？チェック方法は？

副鼻腔炎は、鼻腔の隣接した骨内にある空洞で、
前頭洞・篩骨洞・上顎洞・蝶形洞の４つあります。

その空洞に炎症が起き、
膿が溜まる状態を副鼻腔炎。

俗称では「ちくのうしょう」と言われています。

主な症状は以下の通りです。

・鼻水

・鼻づまり

・頭痛

・顔面痛

・鼻の中の悪臭

・匂いがわかりにくい

・鼻水が喉に落ちる

・痰、咳

副鼻腔炎チェック方法は・・・

・ドロっとした黄緑色の鼻汁が出る

・通年鼻が詰まっている

・鼻をかんでもすっきりしない

・ドロっとした鼻汁が喉に垂れる

・頭がボーッとして集中力が欠ける

・頬や目の周り、歯の奥が痛い

・食べ物の味や香りがわからない

・鼻が詰まって眠れない

こうした症状がある場合には、
耳鼻咽喉科での受診をおすすめします。

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副鼻腔炎の症状には歯痛や口臭などもある！？

上あご骨の中に空洞があるのですが、
そこを「上顎洞」といいます。

上顎洞が炎症を起こした場合に、
歯痛の様な傷みを伴う事があります。

上奥歯の根の先が上顎洞の底と密接なため
鼻に強く炎症が生じると、
虫歯の様な歯痛を生じる事があります。

しかし、虫歯ではないため、
冷たいものが滲みるという事がありません。

歩いたり、奥歯で噛んだ時に響く様な感覚があります。

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また、口臭を伴う副鼻腔炎。

鼻から呼吸が出来ず、口呼吸をすると
喉に流れた膿などの匂いが口臭となって現れます。

程度は状態に寄っても異なるので
一概に言えませんが、酷い場合には
周囲の人にも気づかれる程です。

匂いの原因は黄色ブドウ球菌で、
本来なら体内に侵入してくる、
ばい菌を払う役割をしますが、

鼻の奥で炎症を起こし、
増殖しすぎると匂いを放ちます。

そして黄色い膿が混ざった鼻水が出ます。

なお、緑膿菌による炎症の際には、
鼻水が緑色で、匂いはドブの様な匂いがします。

かなり強烈な匂いです。

副鼻腔炎の治療方法は？

副鼻腔炎の治療方法は、以下の通りです。

・鼻から副鼻腔にある膿等を取り除く処置

・抗生剤を使用したネブライザー治療

・内服薬の処方。

アレルギーや花粉症、歯の炎症による場合には、
同時にそれらの治療も行う必要があります。

また、真菌（かび）が原因の場合には
手術が勧められます。

稀ですが、副鼻腔の炎症が目や脳に進むことがあります。

そのまま放置していると、
視力の低下や意識障害が生じる事もあります。

思い当たる症状がある場合や、
いつもと違う症状の場合には

耳鼻咽喉科へ受診し、しっかり治療しましょう！

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