更年期障害という言葉!
聞いたことがある人は多いのではないでしょうか?
年齢を重ねた女性にみられる症状とされていますが、
実は若い女性にも男性にも似た症状が出ることがあるんです!
なんとなく不調が続いているな~と感じたら、
それは更年期による症状かもしれません。
更年期を引き起こす年齢と
症状やチェック方法などについて調べてみました!
Sponsored Links
更年期になる平均の年齢は?閉経と関係している!?
更年期というのは、いったい何なのでしょうか?
調べてみると更年期というのは、
女性が閉経を迎える前後10年間のことを言います。
閉経を迎える年齢には個人差がありますが、
平均は50歳と言われてます。
そのため45歳~55歳までの
10年間が主に更年期とされています。
女性の卵巣は年齢を重ねるにつれて、
自然と機能が低下していきます。
やがて卵巣の働きが完全に止まると閉経を迎えます。
これは女性が生きていく中での体の自然な変化です。
この変化により様々なトラブルを抱える人が多く、
そのトラブルを更年期障害と呼んでいます。
これには女性ホルモンの
エストロゲンが減少することが大きく関わっています。
卵巣が働いている時には、
エストロゲンの分泌が円滑に行われていますが、
卵巣がストップしてしまうとエストロゲンの量が減少し、
脳が「もっと分泌しろ」と命令物質を過剰に出します。
この混乱がホルモンバランスの乱れに繋がるのです。
更年期障害の症状には個人差があり、
まったく症状が気にならない人もいれば、
生活に支障が出るほど悩まされる人もいます。
主な症状としては、
ほてりやのぼせ、汗をどっとかく、動悸やイライラ、
集中力の低下や頭痛。孤独感や憂鬱・・・など。
のぼせる症状!お風呂や温泉、更年期との違いは?
これらはよく知られた症状ですが、
他にも尿漏れや頻尿、関節の痛み、皮膚の衰えなども。
更年期にあたる年齢は、
人生で変化が起きやすい時期でもあります。
仕事をしている人は責任のあるポストを任されたり、
子供の進学や独立、親の介護など様々な出来事が重なる時期!
そのストレスも更年期障害を
引き起こす原因ではないか?・・・と考えられています。
更年期に暑い・寒いと感じる原因はなぜ?
Sponsored Links
これは更年期障害!?チェック方法は??
更年期になる年齢にさしかかった時に
気になる症状があった場合!
更年期障害かどうか?
見分けるにはどうしたらいいのでしょうか?
自分でできるチェックポイントをまとめてみました!
当てはまるかどうか確認してみましょう。
・汗をかきやすくなった
・のぼせやほてりがある
・動悸や息切れを起こしやすい
・記憶力や集中力が低下したように感じる
・憂鬱な気持ちになる
・不安を常に感じる
・イライラしやすい
・寝つきが悪く、眠りが浅い
・頭痛やめまいがする
・疲れやすく体がだるい
・関節に痛みがある
・トイレの回数が増えた
・音に敏感になった
当てはまる項目が多い人ほど、
更年期障害による症状の可能性が高いです。
動悸が起こる原因と対処法!
症状が辛い時には我慢をせず、
婦人科で相談するようにしましょう。
更年期障害の症状は治療によって和らげることができます。
不安感や憂鬱感などはうつ病の症状に似ているため、
自分では判断できないところがあります。
更年期によるものなのか?
それとも何か別の原因があるのか?
見極めていけば適切な治療を受けることができます。
一人で悩まずにまずは病院で相談をしてみましょう。
更年期障害の予防や改善にいい食事や食べ物!
更年期障害は男性や30代女性にも起こることもある!?
更年期は女性にトラブルが起きやすいものです。
しかし最近、男性や20代~30代の若い女性にも増えてます。
まず男性の更年期障害ですが個人差が非常に大きく、
遅い人では70代になってから症状が出るという人も!
男性に起こる場合もホルモンが関係しており、
男性ホルモンのテストステロンが減少することが考えられます。
ただ、テストステロンの減少は
エストロゲンの減少に比べると緩やかなものです。
しかし、なんらかの原因で減少が急激になると、
それが引き金となり不調に繋がるそうです。
男性の場合も仕事や家庭などストレスの多い年齢、
40代後半~50歳前後で発症する人が多いようです。
しかも男性の場合、
更年期障害がいつ起こるか分からないことに加え、
周りに悩みを打ち明けづらいことで放置する人が多いようです。
放置しておくと、うつや生活習慣病、
認知機能の低下などに繋がる可能性もでてきます。
男性も気になる症状があれば我慢せず、
病院で相談した方がいいです。
そして、若い女性に増えているのが
若年性更年期障害というもの。
更年期障害と言っても本当に更年期障害が起きるのではなく、
更年期と似たような症状が出るという意味で使われています。
若い女性に起きるのもエストロゲンの減少が原因です。
不規則な生活や過度のストレス、無理なダイエットなどが
エストロゲンの減少を引き起こし、
結果、更年期障害のような症状が起こるのです。
若いから大丈夫!と甘く考えていると、
卵巣機能の低下に繋がります。
更年期は誰にでもやってくるもので、ごく自然なものです。
病院で適切な治療を行えば緩和することもできます。
ネガティブに捉えるのではなく、
体の変化を受け入れ前向きに付き合っていきたいですね。
Sponsored Links
こちらの記事も読まれています!
コメントフォーム