早場米(はやばまい)というお米をご存知ですか?
あまり馴染みが無い様な気がしますが、
新米とは異なるお米を言います。
一体、早場米とはどんなお米なのか?
また、その価格などについてもまとめてみました。
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早場米とはどんなお米の意味?収穫時期はいつ?
早場米というお米は一体どんなお米か?
意味としては通常の新米の出荷時期よりも
早い時期に出荷されるお米に対して言われているお米です。
その地域で最も早い時期に田植えを始め、
収穫までも早く行った栽培方法のお米で、
その理由には昔の食糧難時代の食い繋ぎであったり、
お米の産地の秋の天候不順を避け、
早々に収穫が出来る様に・・・とした意味もある様です。
一般的に北海道や東北・北陸・山陰の収穫の早い
お米を指してそう呼ばれている様です。
農林水産省ではこれらの産地から山陰を省いた
地域のお米をそうした位置づけにしている様です。
その収穫時期は7月下旬~8月中旬まで!
9月には市場に出回るといいます。
新米の時期はいつからいつまで?
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早場米に使われる品種や価格は?
早場米というのは品種なのか?と思われがちですが、
そうではなく早く収穫出来る品種です。
その主な品種といえばコシヒカリ。
他にも山形県のお米であるはえぬきも現在では早場米として
東北各地であったり、四国などで栽培されています。
新米ともなればやや高かったりする事もありますが、
早場米の価格は一体どうなのか?
一般的には新米の価格と似通った価格帯の様です。
その年により安価であったり高値になったりと
変動は一般的なお米と同様の様に思います。
2015年の早場米の価格について、
日本産經新聞で取り上げていた内容ですが、
この年は3年振りの値上げとしていました。
その理由には飼料用米に転作したり、
天候不順といった事で供給減少が見込まれる点。
特に早場米の代表的な銘柄である宮崎県産コシヒカリにおいては
販売価格は前年より4%アップしたといいます。
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早場米の他に超早場米や抑制栽培もある!その違いは?
早場米と似た様なものに超早場米というものがあります。
その産地は南国宮崎であり、
早場米よりも早い7月に収穫を行うお米です。
時期としてはお盆前頃から
市場に出回り、最も早い新米です。
その逆に抑制栽培という栽培方法があります。
収穫時期を遅らせる栽培方法です。
これは野菜や果物でも取入れられている栽培技術で、
本来手に入らない時期に手に入るメリットがある栽培方法。
そうすることで新米の時期ではない季節に
新米が食べられる!など・・・。
常に美味しいご飯が食べられる日本。
早場米も超早場米もその味は確かなものなので、
それほど気にせずとも美味しいご飯になります。
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