鍋の季節以外にも使いたい土鍋。
炊飯器を使わず土鍋で炊いたご飯は
より美味しく炊けると言います。
1合だけ炊きたい時、
3合炊きなのにたくさん炊かなければならない時など
土鍋でのごはんの炊き方をご紹介します。
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土鍋でごはんを炊くとなぜ美味しいのか?
おいしいご飯を炊く時には、
もちろんお米を研ぐ(洗う)時から始まっていますが、
炊く時にも大きく違いが出て来ます。
なぜ、土鍋でごはんを炊くとおいしいの?
これには土鍋が持つ遠赤外線効果や
その性質によってもたらされます。
遠赤外線の効果!料理や治療器に使うけど食材や肌への影響は?
ご飯を炊く時にいわれている
「はじめチョロチョロ中パッパ・・・」
これを実現出来るのが土鍋です。
ごはんの持つでんぷんは硬く、
熱を加えれば柔らかくなります。
このでんぷんの変化をアルファ化と言います。
鉄などでは始めから強火で加熱してしまうことで
米の表面にあるでんぷんからアルファ化してしまいます。
その表面に膜をはってしまうため米内部に火が入らず
結果として芯のあるご飯になってしまうのです。
土鍋は熱がまわるまでに時間はかかりますが、
冷めにくい特徴があります。
そのためじっくりと火が入り、
じんわりと熱を加える事が出来るのです。
パラっとしてふっくらしたおいしいご飯が
土鍋で実現できるのはこのためです。
ご飯の太らない食べ方には時間が大事?
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土鍋でのごはんの炊き方!1合・2合・3合など水加減は?
炊飯器以外でご飯を炊く際に困るのが水加減
わざわざ目盛りを付けてくれている
炊飯器の内釜はとっても便利です。
ただ、無くても1合でどれほどの水加減が必要なのか?
基本を知っておくと炊飯器が壊れても安心です。
1合(お米150g)に必要な水は200ccほど。
新米ならばやや少なく減らしてもいいです。
新米と古米の違い!味や見分け方!
我が家は硬めに炊くので1合180cc。
あらかじめ1時間ほどお米を水に浸しておきます。
1合以上の場合は合数が増える分だけ
200ccを足していくだけです。
また1度に炊ける量は土鍋が持つ最大容量に対して
6割程度が丁度よいので土鍋のサイズにも注意です。
実践して思ったのが
1人用の小さな土鍋なら2合程度が限界です。
また、玄米は必ず浸水が必要です。
夏ならおよそ6時間は必要で、
水加減はお米と同じ量で炊く事ができます。
玄米のカロリーは?白米との違い!
IHで土鍋ごはんを炊く時の時間や炊き方は?
土鍋でご飯を炊く場合に始めは中火で10分、
途中蓋をとっても構いませんので中を確認し、
沸騰したら弱火で15分ほど炊いて行きます。
ぶくぶくと泡が出ていればまだまだですが、
泡が消えてパチパチと焼ける様な音がしたら火を止め、
蓋をして10分ほど蒸らしたら完成です。
蓋の間にクッキングペーパーを挟んでおくと
水滴がお米に落ちずベチャベチャになりません。
IHヒーターの場合は、近年では炊飯モードが付いてますが、
それ以外ともなると温度調整が難しい様です。
それ以前に、
IHヒーターでも使用できる土鍋を用意する事が必要です。
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