酔い止めの副作用で身長が伸びる！？眠気以外に頭痛や喉にも？

車酔いなど乗り物酔いを抑える為に
酔い止めの薬を用いる事があります。

ただ、先に知っておきたい「副作用」
酔いを抑えると思いもよらない作用が出る事も・・・

今回は酔い止めの副作用について
症状などご紹介したいと思います。

酔い止めの副作用で身長が伸びる！？

酔い止めの薬で身長が伸びる？

本来の意味とは違った作用を
期待するのもちょっと・・・と思いますが、

事実、名古屋大学の大学院医学系研究科
鬼頭准教授のグループにて、

酔い止めに含まれている成分によって
”身長がのびる”とニュースになっていました。

成人で120～130cmと低身長である難病
「軟骨無形成症」の治療に期待が出来るというもので、

骨の成長を抑制してしまう受容体「FGFR3」が
過剰活性を起こす事で発病すると言います。

ラットの軟骨由来細胞に添加したところ、
酔い止めに含まれている「メクロジン」という成分に

「FGFR3」の働きを抑える効果があることを発見したというもの。

合わせて難病ではなく体質で身長が低い人にも
骨を伸ばし身長を伸ばす事が出来る！と発表しています。

しかし、まだラットで行われている実験に過ぎず、
今後これが認可が降りて使用される事となれば

難病はもちろん、身長をコンプレックスに思っている方の
悩みを解消する方法として画期的であると思います。

酔い止めの副作用はめまいや眠気以外に頭痛や咳も！？

酔い止めなど薬はきちんと容量を守った場合には
通常であれば副作用は起こらない事が多いのですが、

酔い止めで有名な副作用といえば「眠気」ですね。

また、合わせてめまいや頭痛、咳など！

これらは同時に風邪薬を飲んでいた場合に
強く引き起こす事があります。

風邪薬や胃腸薬と酔い止めの成分は
類似しているものが多く、

それにより重複してしまう事で反動を起こします。

そして船酔いなど長時間持続する
「アネロンニスキャップ」は、

非常に効果に優れていると評判ですが
効果がある反面、強烈な眠気に襲われるといいます。

同時に何か別の薬を服用していた場合や、
乗り物酔い以外に体調が優れない時には

そうした副作用が強く出る事はあります。

子供の乗り物酔い対策に酔い止めの副作用の心配は？

子供の場合は特に幼稚園や小学生など、

集団でバスに乗って出かけるなどといった
行事に持たせるかどうかに迷うと思います。

お隣の席の子が車酔いしやすく、
つられて酔ってしまうかも・・・・

と、心配になる子もいる様です。

子供用の酔い止め薬も市販されていますが、

主な副作用として口のかわきや便秘、眠気、
目のかすみなどといったものがあがります。

予防として飲ませるべきか？
飲ませないでおくべきか？

酔い止め薬を事前に飲ませるまでもない場合は

乗り物酔いの症状を緩和させるドロップタイプの
「トラベルミンチュロップ」がよいかもしれません。