日本から古く愛されている桜草。
江戸時代には多くの園芸家が
様々な品種を作り出したとも言われます。
今では海外品種が主に店先で並びますが
気軽に育てられるとガーデニングなどでも人気です。
今回は、”桜草”にクローズアップして
ご紹介したいと思います!
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桜草に注意!かぶれなどアレルギーがある!?
アレルギーとか、いきなり物騒なお話ですが、
そうです!ガーデニングなどで
親しまれているからこそ大事なお話なのです。
桜草のお手入れをした後に、
かぶれであったり線状や地図状に肌に
紅斑や湿疹をともなうものがあります。
これを「サクラソウ皮膚炎」といい、
特に”トキワザクラ(プリムラ・オブコニカ)”により
接触性皮膚炎を発症させるといわれています。
開花の時期は12月~5月で、
店頭に鉢植えが出回る2月~4月が
最も多く、この皮膚炎の被害がおこります。
それというのも葉や茎に生えている
腺毛に含まれているアレルギー物質
”プリミン”によるもの。
枯れた桜草の葉などを素手で取ったりすると
手にプリミンが付き、
そのままの手で首や腕や顔に触れると
その部位に皮膚炎を起こすとされています。
品種はともあれ桜草のお手入れには、
ガーデニング用グローブなどを装着し、
行った方が懸命ということです。
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桜草の種類や品種はどれくらい?
桜草は世界中に約400種類、
そして日本では江戸時代にその品種を作り出し
技を競っていた事から現代まででも
その数約300種類ほどあるとされています。
中でも明治時代以降に作られた品種は
「ニホンサクラソウ」とも言われています。
現在花屋さんや園芸コーナーで販売されている
品種は主に”西洋サクラソウ”で、
・プリムラ・マラコイデス
・プリムラ・オブコニカ
という品種がほとんどである様です。
外国品種も日本の品種も
大きく花の形が同じである事から、
プリムラ系は全てを「桜草」と広く呼ばれています。
プリムラの色別・種類別の花言葉!
桜草の花言葉は?その意味や由来は??
桜草の花言葉は、
・青春
・若者
・希望など。
花言葉の意味には諸説あるものですが、
ギリシャ神話では
青年パラリソスが許婚を元に
失った悲しみにより死、
プリムラに変身したという話しから、
西洋の文芸では死や悲しみ
といったもののシンボルに使われています。
他にはイギリスの弔花でもあり、
棺に飾る花でもあります。
さらに
春先に花を咲かせることや、幸薄さや儚さ
などの連想から花言葉が付いたとされています。
アレルギー物質を持っていたり、
弔花であったり意外な顔を持つ桜草ですが、
実際の桜とは全く種別は異なりますが、
桜の形に似たその花はとても可愛らしいので、
ぜひ育ててみてはいかがでしょうか?
桜草の育て方!種まきや植え替えの時期は?
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