すっと伸びた茎に背筋を伸ばした
清楚な女性の様にも見える「ユリ」
白のイメージがありますが、
現在では園芸用として多くの
種類・花色のユリがあります。
贈り物などでもお馴染みの花ですが、
どんな花言葉があるのでしょうか?
実は意外な花言葉を持っていたりするんです!
ユリが持つその花言葉とは!?
種類にはどんなものが?
ユリの花言葉を中心にご紹介したいと思います。
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百合(ユリ)の種類はどれくらい?開花時期はいつ??
ユリ(百合)はユリ科ユリ属の植物で、
属名はラテン語でLilium(リリウム)
英名ではLily(リリー)と呼ばれています。
世界に広く分布していて、
・原種は100以上
・品種は130品種以上
日本では15種のうち7種が
日本特産種であると言われています。
ユリ属以外に亜属で分類されており、
花姿はどれもユリの特徴である
真っすぐに伸びる茎に漏斗状の花を咲かせます。
亜属
・ヤマユリ亜属
(ヤマユリ・ササユリ・オトメユリなど)
・テッポウユリ亜属
(タカサゴユリ・テッポウユリなど)
・カノコユリ亜属
(タケシマユリ、クルマユリなど)
・スカシユリ亜属
(マツバユリ、ヒメユリ、オニユリなど)
・ヤマユリ亜属
(ヤマユリ・ササユリ・オトメユリなど)
・テッポウユリ亜属
(タカサゴユリ・テッポウユリなど)
・カノコユリ亜属
(タケシマユリ、クルマユリなど)
・スカシユリ亜属
(マツバユリ、ヒメユリ、オニユリなど)
他にテッポウユリの近縁種Liriotypusに、
ニワシロユリ(マドンナリリー)があります。
開花時期は主に4月~8月、
最盛期は6月~7月とされ、
種類により開花時期は異なります。
ユリの花言葉は?由来は聖書が関係している!?色別でも意味は違うの?
総称して言われる花言葉は、
・純粋
・無垢
・威厳
今ではたくさんの花色があるユリですが、
主に古くからある白いユリをさして言われている様です。
特に日本でも古くよりある白色のユリ
「ニワシロユリ(マドンナリリー)」と言われるもので、
キリスト教では聖母マリアに捧げる花として、
「純粋」「無垢」が由来しているといいます。
他にもこのマドンナリリーは
有名なエル・グレコ画の「受胎告知」
という作品にも描かれていて、
大天使ガブリエルがマドンナリリーを持ち、
聖母マリアの前に舞い降りている姿が描かれています。
「厳格」はその堂々とした花姿、
中でも赤やピンクには
「虚栄心」という花言葉があります。
これにはキリストの磔刑が決まった中、
多くの花がその運命に首を垂れる中で、
ユリだけ誇らしげに頭を上げていたところ、
キリストに見られた事に気がついたことで、
赤くなって首をうなだれた
という伝説から言われています。
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黒色のユリ!クロユリには怖い花言葉が!?臭いも独特
黒紫・暗紫褐色の花色である
「クロユリ」があります。
実はユリ属ではなくフリチラリア属の植物で、
臭いでハエを誘き寄せるため観賞には不向きです。
花言葉は
「愛、恋」と「呪い、復讐」
様々な由来がいわれていますが、
シェイクスピア作の悲劇「オセロー」や、
酷似した富山の民話から来ている!
との説もあります。
黒という色が不吉色としていたり、
不安を表す色という面であったりすることから
付けられたのではないか?との見方もあります。
つまり由来ははっきりしていません。
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