「春うらら」と言えば、
春の~うららの~隅田川~
という歌が思い浮かびますよね?
そんな春うららの言葉の意味はご存知ですか?
言葉の雰囲気で何となく意味を理解している・・・
という方も多いのではないでしょうか??
そこで、春うららの意味や言葉の語源、
由来などをまとめてみました!!!
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春うららってどんな意味??
まずは、言葉の意味をご紹介します!!
春うらら(春麗ら) はるうらら
・春のうららかな様子
・明るく朗らかで、のどかな様子
・春の気候が、空が晴れ、
日が柔らかく静かで穏やかな様子
・春のうららかな様子
・明るく朗らかで、のどかな様子
・春の気候が、空が晴れ、
日が柔らかく静かで穏やかな様子
などです。
春の雰囲気を表わした素敵な言葉ですよね!
ちなみに、「うらら」は、
「うららか」とも同じ意味とされていて
その「うららか」だけの意味は
・空が晴れ、日が柔らかくのどかに照る様
・声などが晴れ晴れとしていて、楽しそうな様
・心にわだかまりが無く、おっとりとしている様
などがあります。
ちなみに、
「うららか」の最後の「か」には
「~の様子」という意味があるそうです。
この「うらら(か)」の意味を知ると、
四季の中で夏うららや秋うららが無く、
「春うらら」だけがあるのも納得ですね!!
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春うららの語源や由来は??
では次になぜ
「春うらら」という言葉ができたのか?
春うららの語源をご紹介します。
春うららの語源
「うらら」という言葉の語源は古く昔にあります。
「うらら」は元々は「うらうら」という言葉があり、
それが略されて「うらら」と言われるようになったそうです。
「うらら」という言葉の語源は古く昔にあります。
「うらら」は元々は「うらうら」という言葉があり、
それが略されて「うらら」と言われるようになったそうです。
その「うらうら」の言葉の意味は
日差しが明るく穏やかな様子
とされていますが、
江戸時代の語学書【言元梯 げんげんてい】には
「ゆらゆら(寬々)」という言葉が
転じたものと書かれているそうです。
この「ゆらゆら(寬々)」という言葉の意味は
急がず、悠々と、ゆったりとした様子です。
つまり、
ゆらゆら ⇒うらうら ⇒うらら
と変化したんですね。
そして、春の気持ちよさを表現するのに
丁度いい言葉として使われ、
「春うらら」な日など、
使われるようになったそうです!!
春うららに関するその他の雑学 ~類義語~
春うららは春の気持ちよさを
表現した言葉、とご紹介しましたが
「うらら」には、他にも
同じように表現できる言葉があります。
そんな類義語は
・暖か または 温し(ぬくし)
・長閑(のどか)
「暖か」は、
暑くもなく、寒くもなく、気持ちのいい
温度の良日を喜ぶ時に使う言葉
「長閑」は、
春の気持ちいい日に巡り合い、心がのびのびと
くつろぐ気持ちを表現する時に使う言葉
一方で、「うららか」は
春の日差しや、草木の芽吹ようすなど、
視覚を通して春の心地よさを表現する言葉
とされているそうです。
気持ちを歌う季語として使われていることもあって
似たような意味ではありますが、
微妙な違いがあって難しいですよね、、、??
春うららの意味は分かりましたか??
気持ちのいい春を迎えたら、ぜひ使ってみて下さい!!
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