初詣 お寺 神社 違い

トレンド豆知識

初詣はお寺と神社どっちに?違いは?両方で除夜の鐘は聞けるの?


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年が明け、新しい年を迎え
お寺や神社に1年の無事や平安を願う初詣

参拝に行くと気分も一新!

おごかな空気と賑わう人の活気に
新年ムードが高まる風習でもありますよね。


そんな初詣ですが、
お寺と神社どちらに行くのがいいのか?

迷われるときってありませんか?

お寺と神社で行われる初詣について
その違いなどをお話しましょう。


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お寺と神社の初詣の違いってあるの?


まずは、お寺と神社の違いってご存知ですか?

「お墓があるのがお寺で、
  鳥居があるのが神社でしょ?」



大半の方の認識ではそういった違いで
振り分けられていると思います。


・仏尊像を安置し、仏教の教えを
 解く僧侶が居るのがお寺


・日本の神様の御魂を
 まつっているのが神社


日本の霊魂観から見た違いで分けると
違いがまた大きく見えて来ると言えます。



お寺とは?

お寺は中国・インドから伝わった仏教。
仏様を祀り、僧侶が仏法をおさめるもの。

僧侶・尼・住職などが存在し、
御本尊として仏様を安置しています。


・大日如来
・薬師如来
・釈迦如来
・聖観世音菩薩
・文殊菩薩
・地蔵菩薩
・不動明王




神社とは?

神社は神道に属していて、
日本の神様を祀っています。

「神宮」という称号が付いた建物は
中でも特別に格式の高い神社です。


祀られている神の名前を
元に名付けられています。


神社には神様が降りる神域があり、

神様と人が住む世界の区別するため、
鳥居が建てられています。


また、神社の起源は日本で、
仏教より歴史も古く日本固有の宗教としています



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初詣にはお寺と神社どっちに行った方がいいの?両方??


それぞれ異なる宗教ですが、

実際にお寺の中に神社があったりする
場所も存在していたりします。


奈良時代から明治時代までは
「神仏習合(しんぶつしゅうごう)」といい、

お寺と神社は別物であるとされながら、
同時に信仰されていた時代でした。


その後、明治時代からは逆に
「神仏分離(しんぶつぶんり)」といい、
お寺と神社をきっちりと分けられる様になりました。


さて、どちらに行った方がよいのでしょう?

祈願をするのは「神社」

生きている今を感謝するのは「お寺」


つまりは、どちらへ参拝にいってもよいもの。

しかし、神様や仏様と
それぞれの役割の違いがあるので、

それその参拝への気持ちの違いで
行きわけても良さそうです。


今ではお寺でも祈願や祈祷など

ご利益のあるところもありますので、
神仏習合の名残を垣間みる事もあります。


お寺と神社の初詣で除夜の鐘はどっちでも聞ける?


人間の煩悩の数108つを消す為に
鳴らされる除夜の鐘ですが、

除夜の鐘はお寺です。


現在では騒音問題で除夜の鐘が
撞けないところもあるんだとか・・・。


日本の年末年始の情緒、

風物詩を楽しめなくなっているのも
事実あるんだそうです。


伝統的な行事は大切にしていきたい、
それこそ普段からの気持ちの持ち様や、
神様や仏様への慈愛の心は忘れたくないですね。

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