なんとなく日持ちするイメージがあるチーズ。
ですが、乳製品であり冷蔵保存が必要でもある食品なため、
腐ることがあるのかないのか気になる方も多いのではないでしょうか?
しかもチーズによってはカビが生えた状態のものを食す種類などもあり、
腐るとどうなるのか判断が難しく感じることもあるかもしれません。
そこで今回は、チーズの賞味期限や腐るとどうなるのか?
正しい保存方法と合わせて紹介します。
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チーズの賞味期限はどれくらい?
食品には安全に食べられる期限である消費期限や
美味しく食べられる期限として賞味期限が記載されています。
そのため賞味期限の場合、その期限から数日過ぎてしまうと
風味などが劣化するものの体に悪影響を与えるような害はほぼないと言われています。
それでは、チーズの賞味期限を見ていきましょう。
チーズにはナチュラルチーズと
ナチュラルチーズを加熱し発酵させないプロセスチーズとの2種類あります。
プロセスチーズは保存食として作られているチーズであり、
賞味期限はメーカーなどにより多少変わりますが、
おおむね製造日から270日程とされています。
一方のナチュラルチーズは種類がたくさんあり、
菌が生きており発酵が進んでいくため賞味期限は目安となりますが、
シュレッドチーズのようなものはおよそ90日間程度とされているようです。
しかし発酵が進みカビなども生えやすいため、
基本的には開封後は早めに消費することが望ましいと言えるでしょう。
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チーズは腐るとどうなるの?3つのチェックポイント
本来チーズは保存食として作られている食品ですが、
時間の経過とともに腐り変化が起こります。
チーズは腐るとどうなるのか?
視覚・嗅覚・味覚3つのチェックポイントを紹介します。
1.変色・カビ
まずは視覚でチェックしてみましょう。
チーズが黒っぽくなっていたり茶色に変色している場合、
腐っている可能性が高いため食べるのは避けた方が良いでしょう。
また食品が腐っているサインとも言えるカビが生えてしまった場合、
廃棄した方が良いかどうかはチーズの種類にもよります。
チーズには発酵熟成を止めているプロセスチーズにカビが生えいていたら
腐っているので廃棄しなくてはなりません。
しかしブルーチーズなどが分類されるナチュラルチーズの場合、
カビが生えている状態で食べるものもあるため、必ずしもカビが腐っているサインとはなりません。
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そのため確実にカビが腐っているサインとなるのは、
プロセスチーズになりますので注意しましょう。
2.におい
次は、嗅覚でのチェックポイントです。
チーズには様々な種類のものがありますが、
どのチーズも共通して言えるのは腐るとアンモニア臭がするということです。
賞味期限が切れてしまっているチーズや適切に保存できていなかったチーズが
食べられるか気になる場合は、まずにおいをチェックしてみましょう。
3.酸味・ピリッとした舌触り
最終的な判断方法は、味覚となります。
チーズをひと口かじってみて酸味や舌にピリッとした感覚があったら、
そのチーズは腐っているサインです。
体に害を及ぼす可能性があるため、
もしも視覚と嗅覚で判断ができなかった場合にのみチェックしてみてください。
チーズの正しい保存方法
他の食品と比較し賞味期限が割合長い保存食であるチーズ。
ですが、保存方法を間違うと腐るため
品質を保持するためにも保存方法はとても大切です。
チーズの正しい保存方法のポイントとなるのが、
・乾燥させないこと
・冷凍しないこと
・においがつかないようにすること
チーズは冷凍してしまうと
風味やまろやかさなどが落ちてしまうので基本は冷蔵保存。
もし野菜室がある場合はそこでの保存がおすすめです。
そして、乾燥や空気に触れることもチーズが腐る原因となるため、
切り口が空気に触れないようラップで包み、密封容器に入れて保存しましょう。
ラップは3~4日程度の頻度で交換し、
チーズから出る水分でカビが生えないよう注意が必要です。
また、チーズはにおいを吸収しやすい食品のため、
保存する際にはにおいが強い食材(玉ねぎやにんにくなど)の近くに置かないようにしましょう。
チーズが腐る原因となるため保存方法はとても大切です。
正しい方法で賞味期限内に消費するか、
期限が切れてしまった場合はチェックポイントを参考に
安全性を確認してから食べるようにしましょう。
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