冬から春にかけて
多くの柑橘類の出荷がはじまります。
甘くておいしい「デコポン」は、
とってもファンの多い果物ですよね。
待ち遠しいデコポンの旬な時期や、
産地など、ちょっと詳しくご紹介します。
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デコポンの旬な時期や収穫時期はいつ?有名な産地は?
デコポンは、みかんを育てている
温暖な南の地域で作られています。
その生産量の多くは熊本と愛媛、
続いて和歌山や佐賀・鹿児島・広島と続きます。
なお、これはブランド名「デコポン」と、
品種である「不知火」共に合わせての生産量です。
「不知火」はハウス栽培されているものは
12月頃より出荷が始まり、露地ものは2月頃より出回ります。
「デコポン」は更に貯蔵で追熟させるので、
約1ヶ月プラスされ3月頃から出回ります。
なお、熊本では3月1日を初出荷の日とし、
完熟したデコポンの収穫期や食べごろとしては、
4月前後とされています。
さらに、大分では「デコ330」というブランド、
愛知では樹に実ったまま
完熟させた「樹熟(きじゅく)デコポン」
というブランドで生産されています。
デコポンの価格は一定していませんが、
平均的には10kg 3,500円程度で購入が出来ます。
デコポンの食べ方は追熟が大事!?
デコポンの栽培時期はいつごろ?
デコポンはブランド名であるため、
実際に育てる場合には品種である
「不知火(しらぬい)」を栽培します。
しかし、温かい温暖気候でないと育つ事ができず、
関東地方の南部や西では、
栽培条件として年間平均気温が16.5度以上で、
最低気温は-3度以上となる地域でしか栽培できません。
受粉も不要で1本で植えても実を付け、
苗木は3月下旬~4月上旬頃に行います。
実を実り始めるのは
苗木を植え付けてから4~5年です。
実を付け始める頃の7~8月頃に
小さな実は取り除き1月~2月頃上旬に収穫した後は、
1~2ヶ月ほど貯蔵(追熟)させると甘みが増して食べごろになり、
早くに収穫すると甘みのない実になるので注意しましょう。
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デコポンの栄養に含まれる効果や効能は?
デコポンはとても鮮やかなビタミンカラーから、
カロテンの1種である「βクリプトキサンチン」を含み、
ガン予防など抗酸化の効果が期待されています。
そして柑橘系の特徴である
ビタミンCやシネフィリンにより風邪予防や、
クエン酸による疲労回復効果、体の酸性物質を
減少させ血をキレイにする働きがあります。
中の実を包んでいる薄皮を
「じょうのう」といいますが、
この皮には水溶性食物繊維である「ペクチン」を含み、
腸に潤いを与え整腸作用や便秘改善に役立ちます。
冬や春はまだまだ風邪の心配がありますので、
風邪予防にデコポンを食べて元気に毎日を過ごしましょう!
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