牛乳や豆乳と「乳」とつく飲み物
牛さんからか大豆からかの違いくらいで
本当の違いってどんなところ??
美容や健康にどちらもよい日本の乳製品です。
今回は牛乳と豆乳の違いについて
迫ってみたいと思います!
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子供には牛乳と豆乳はどっちがいい?
”牛乳貧血”という症状をご存知でしょうか?
「鉄欠乏性貧血」というものなのですが、
なんだか牛乳と貧血って?
と思う方もいらっしゃるでしょう。
特に乳幼児がかかりやすい貧血なのですが、
乳児期から幼児期に牛乳を大量にとることで
”貧血”と”低たんぱく血症”を起こすといいます。
牛乳は体に悪い!?寝る前に飲むと太るって本当?
幼児期に必要な鉄分は1日7mg程度。
牛乳で大量のカルシウムを摂る事で、
鉄や亜鉛の吸収を阻害してしまいます。
そのため、鉄分不足・亜鉛不足から貧血を起こすのです。
牛乳にも鉄分は含まれていますが、
その量は0.1mg、
さらに吸収率は10%と低い上、
牛乳で摂取してもほぼ吸収されません。
乳児期には体内にあった貯蔵鉄が
生後6ヶ月になると無くなり
母乳やミルクなどで補おうとしますが
成長に使い切ってしまうのでそもそも鉄不足。
さらに幼児期は偏食が主で起こるといいます。
軽度なら症状が無いか不調を訴えるか
顔色が悪く疲れやすいなど・・・
重度ともなると心雑音や心肥大などが見られます。
そうならないためにも3食の食事からも鉄分を補い、
牛乳を水変わりに飲ませるのを控えましょう。
飲ませるのであれば鉄分が添加されている
牛乳を選んでみたらいかがでしょうか?
空腹で牛乳を飲むと下痢になる原因!
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牛乳と豆乳のカロリーや糖質、カルシウム量の違いは?代用になるの?
そもそも牛と大豆から絞ったというところで、
動物性か植物性かという違いがあります。
気になるのは「糖質」
牛乳の糖質は「乳糖」といい、
善玉コレステロールを増やしたり
腸の運動を活発にし、便秘を防いだり
カルシウムの吸収促進に繋げます。
豆乳の糖質は
「ラフイノーズ」「スタキオーズ」といい、
ほぼ消化されずに腸内細菌にて
分解されてガスを発生させます。
カルシウムの面では
牛乳100gあたり110mg含みますが、
豆乳100gあたり 15mgと低め。
豆乳のメリットはカロリーが牛乳より低く
調製豆乳で54kcl、牛乳で67kcal
しかし調整豆乳は
塩分を含んでいるため、飲み過ぎは注意です。
豆乳の飲み過ぎは太る!?その他の起こる影響
実際には健康や栄養・カルシウム補給には
牛乳の方が得意としていますが、
女性の必要なイソフラボンや
良質なリノール酸などを補う面では
豆乳の方が得意としています。
豆乳で作るかぼちゃスープの簡単な作り方!
どちらも互いの不足している部分を補い
組み合わせて飲むのがおすすめです。
豆乳はカルシウム補給の面での代用にはなりません。
牛乳と豆乳を混ぜて飲んでもも大丈夫?
先にお話した内容の続きになりますが、
互いに得意不得意を持つ面で、
両方とも混ぜたら?
という事になりますね。
混ぜて飲んでも大丈夫です。
特にデメリット部分はありませんし、
多少含まれる牛乳のコレステロールは、
豆乳が持つリノール酸で防ぐ事ができます。
そのまま飲んだり料理に使う場合にも
半分ずつ入れて使っても何ら問題ありません。
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