夜空を横切る
川の様に星が集まる”天の川”
一度は見てみたいと思いませんか?
そしてその美しさをカメラにおさめてみませんか?
今日は天の川の撮影方法についてお話します!
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天の川の撮影時期や時間帯は?方角は?
天の川は季節を問わず見る事ができます。
しかし、一番キレイに見える時期は
夏と言われています。
人工的な灯りや月が明るい日などを
避けた時期がおすすめです。
新月の時にはほとんど月は姿を現さないので、
この時期をタイミングとするのもよいでしょう。
七夕時期であると夜21時頃!
真東の方向に見え、明るい星が3つあるのを確認します。
一番高く明るく輝く星がこと座のベガ(織り姫星)
そしてベガから一番遠い場所で輝くのが、
わし座のアルタイル(彦星)です。
その間に流れる様に天の川が走っています。
ベガとアルタイルは肉眼でも確認が出来ますが、
天の川は都心部など明るい場所では見つけにくいです。
その際には出来るだけ暗い場所で、
双眼鏡や望遠鏡で見てみる事をおすすめします。
この時期であれば位置は変わりませんので、
よく晴れた日の夜に見てみてください。
天の川の撮影方法は?カメラのレンズや設定は?
最近のデジカメは高機能なので、
初心者でも星空をキレイに撮れる様になりました。
キットレンズで楽しんでみましょう!
最低限必要なのは「三脚」
ISO3200~6400くらいで撮影してみて、
酷くノイズが出なければOKです。
レンズは一般的な標準レンズ(18-55mm F3.5-5.6あたり12-45mm F3.5-5.6)
広角側のF値が4以下であれば大丈夫です。
これよりもF値が小さなレンズ(F2.8など)であればなおOKです!
ただし、単焦点レンズの場合は距離に注意しましょう。
明るいといえど、50mmなどですと
長過ぎるので35mm換算で、
35mm以下のものがおすすめです。
あればなお良いものとして、カメラに
接続してシャッターを切るためのレリーズ
メーカーや機種によっても異なるので
購入する際には注意しましょう。
おおよそ2000円前後で販売しています。
撮影手順としては、マニュアルモード(M)を使います。
レンズはマニュアルフォーカス(MF)、
手ぶれ補正はOFFにします。
ズームレンズの場合には、焦点距離を変えてしまうと
ピントの位置が多少ズレてしまう場合があります。
慣れないうちは一番広角側に固定してしまいましょう。
ISOを6400、F値は一番小さくし、
シャッタースピードは15秒にセット。
空が明るい場合にはISOの数値を
3200や1600もしくはそれ以下に落とします。
レンズのピントリングを無限遠(∞)に
セットにして撮影してみましょう。
シャッターを押す場合には
2秒タイマーか、レリーズを使用します。
レンズによっては無限遠にすると
ぼやけた感じになる事もあります。
その際には少しずつリングを元に戻しながら
一番ピントの合うところまで探ってゆきましょう。
位置が決まったら、ピントリングを
テープなどで固定してしまいましょう。
ここまで来たら後は好きなだけ撮ってみましょう!
明る過ぎて星が写らない場合にはISOの数値を落としてみましょう。
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天の川の撮影におすすめの場所やスポット
小笠原諸島など離島はベストではありますが、
なかなか離島までは・・・
という方もいらっしゃると思います。
関東近郊であれば奥多摩や、
富士五湖周辺などがお勧めです。
要は、灯りなどから遠い山間部に行く必要があるといえます。
ただ、万が一の事態などから携帯電話が
圏外にならない程度の場所で
楽しむのがよいと言えます。
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