古くから日本にある伝統菓子である「和菓子」
見た目にもホッとするし、甘さも程よく
見た目に四季を感じられるものもありますね。
そんな和菓子ですが、
実は「和菓子の日」というものがあるのはご存知でしょうか?
今日は『和菓子の日』について、お話してゆきます。
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そもそも和菓子とは?
和菓子のルーツは古く、木の実を潰したものから出来た餅や、植物から抽出した甘味、遣唐使が唐朝から持ち帰ったものの
中にあった唐菓子からの影響など様々あります。
和菓子は江戸時代に入り開花しました。
江戸時代になって戦が止んで、人々が落ち着いて
生活が出来る様になってから、菓子作りに力を
入れる事が出来たことにより、発展していったものです。
現在食べられているほとんどの和菓子は、
江戸時代に誕生したものです。
和菓子の日とは?由来は?
「和菓子の日」とは、1979年(昭和54年)に全国和菓子協会が制定した記念日で、毎年6月19日と決まっています。
和菓子の日の由来は平安中期である
承和の間、疫病が蔓延しました。
そこで仁明天皇は年号を”嘉祥”と改め、
嘉祥元年(西暦848年)ご信託に基づいて、
「6月16日・16の数」にちなんだ菓子や餅を
神前に供え、厄よけ・健康招福を祈誓しお菓子を食べる
「嘉祥菓子」の風習が、形を変えながらも
平安期から明治時代まで盛んに行われていました。
現代では、全国和菓子協会が故事にちなんで、
復活させたのが「和菓子の日」ということです。
和菓子の日のイベント情報
様々な和菓子屋さんで「和菓子の日」にちなんで、嘉祥菓子を用意することもある様です。
他に、製菓学校などでは手作り和菓子教室なども
開催した学校もある様です。
毎年行っているイベントかどうか不明なところもありますが、
年間行事として行われているイベントは以下のものになります。
・日枝神社「山王嘉祥祭」
所在地:東京都千代田区永田町2-10-5
赤坂日枝神社では、昭和54年6月16日より復活。
毎年、東京和菓子協会の技術者が和菓子(煉切り)を神前で作って奉納します。
それにより、和菓子の振興・発展を祈願しています。
参拝者には、境内で東京和菓子商工協同組合による嘉祥饅頭が振る舞われます。
・とらや「嘉祥饅頭」
茶・紅・黄の3食の饅頭が当日のみ販売されます。
茶は黒糖を使った利休饅、紅は新饅、黄はつくね芋を使った薯蕷饅頭です。
所在地:東京都千代田区永田町2-10-5
赤坂日枝神社では、昭和54年6月16日より復活。
毎年、東京和菓子協会の技術者が和菓子(煉切り)を神前で作って奉納します。
それにより、和菓子の振興・発展を祈願しています。
参拝者には、境内で東京和菓子商工協同組合による嘉祥饅頭が振る舞われます。
・とらや「嘉祥饅頭」
茶・紅・黄の3食の饅頭が当日のみ販売されます。
茶は黒糖を使った利休饅、紅は新饅、黄はつくね芋を使った薯蕷饅頭です。
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