炭酸が抜ける理由！抜けないための対策や復活させる方法は？

シュワシュワとしたのどごしが特徴の炭酸飲料。
爽快感があり好きと言う方も多いのではないでしょうか？

しかし早めに全て飲み切れず、
どんどん炭酸が抜けてしまうこともあります。

そこで今回は長い時間が経ってしまっても
炭酸が抜けないように！

長持ちさせるための対策についてご紹介します。

炭酸が抜ける理由はなぜ？

そもそもなぜ炭酸は時間の経過とともに
抜けていってしまうのでしょうか？

炭酸ガスは水と二酸化炭素が結びついて生まれるものですが、
簡単には反応しない性質があります。

そのため炭酸飲料を作る時、
冷やした水に圧力を加えて
炭酸ガスを注入していく作業が必要になります。

炭酸飲料は出荷時は密封されてますが、
フタを開けた瞬間に圧力がかからなくなるため、
大気中にガスが放出されてしまいます。

こういったメカニズムにより、
炭酸がどんどん抜けていってしまうのです。

長持ちさせたい！炭酸が抜けない３つの対策

炭酸が抜けないように、
長持ちさせるためにはどのような対策をしたら良いのか？

手軽にできる対策を３つ紹介します。

・空気を入れない

炭酸が抜けてしまうのは空気に触れ
気体となった二酸化酸素が大気中に放出されることが原因です。

そのため炭酸が抜けないようにするには、
フタをきちんと強く締め空気が入らない様にすることが重要です。

・保存は冷蔵庫で

二酸化酸素は気温が高くなることで
気体になりやすくなります。

気温は低いほうが良いので飲みかけの炭酸飲料は
なるべく早く冷蔵庫に入れて保存しましょう。

・逆さまに保存する

飲みかけのボトルを逆さまにして保存することも、
炭酸が抜けない対策として効果的な方法の1つです。

フタをどれだけ強くしめたとしても、
完全に密封させることは難しいです。

そこで逆さまにするとフタの方が飲料で満たされ、
底に気体が溜まり炭酸が抜け出る量が少なくなります。

他にも炭酸が抜けないキャップもあります。

普段から炭酸をよく飲まれる方は
検討してもいいかもしれません。

復活させることはできる？炭酸の戻し方

炭酸が抜けないよう対策をしても、
完全に抜けない状態を長く保つことは難しいものです。

もしも炭酸が抜けてしまった場合、
もう一度炭酸を復活させることは出来るのでしょうか？

炭酸は二酸化炭素が水に溶けることで発生するため、
抜けてしまった炭酸を戻すためには、
二酸化炭素を固形にしたドライアイスが効果的です。

炭酸が復活すると同時に一気に冷えるので一石二鳥と言える方法です。

ただし、ペットボトルでは爆発することがあるため、
少量ずつ試していきましょう。

より安全性を重視したいという人は、
普通の炭酸水を加える方法もあります。

この方法は味が薄くなってしまうこともありますが、
近いところに戻すことは可能です。

のどごしが特徴の炭酸を少しでも抜けない様に対策して
長持ちさせながら美味しく飲みましょう。

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