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”立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花”
なんて古くから美しく上品な女性の
立ち振る舞いを表した言葉ですが、
今回注目するのは「牡丹」
大きく幾重に重なる花びらを広げ
咲く姿は本当に美しいですよね。
そんな美しい花、
牡丹の花言葉について解説いたします。
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牡丹の開花時期はいつ?寒牡丹との違いは??
牡丹は、ボタン科ボタン属の花で、
古くはキンボウゲ属に含まれていました。
原産地は中国西北部。
本来は薬用として利用されていました。
さて、”牡丹”は一般的に4~5月に
開花するものとされていて、
秋にも同じく咲かせるものを
”寒牡丹”と呼んでいます。
![](http://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/?pc=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fengei2%2fcabinet%2fm6%2f77686.jpg%3f_ex%3d240x240&m=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fengei2%2fcabinet%2fm6%2f77686.jpg%3f_ex%3d80x80)
同じ牡丹なの?
牡丹は春に咲くものじゃないの?
なんて疑問が飛び交うものですが、
実は牡丹の園芸品種には、
・春牡丹
・寒牡丹
・冬牡丹
とがあります。
寒牡丹は春と秋に花を咲かせる
二季咲きの変種なのです。
そして冬牡丹は春牡丹を
1月~2月に開花する様に、
特別手間をかけて調整して育てたものです。
どちらかといえば寒牡丹と冬牡丹が
混同されてしまっている様です。
なお、冬牡丹はそのままにしていると
元の春咲きの花へと戻ってしまいます。
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牡丹の花言葉の意味やその由来は?
牡丹の花言葉は
・風格
・富貴
・恥じらい
・人見知り
牡丹は中国名で、
花王・白王獅子・大極殿
といった風格のある名前で呼ばれています。
その理由や花言葉の「風格」「富貴」には、
原産国である中国がまだ”唐”と
呼ばれていた時代に遡ります。
皇帝がとても愛した花で、
富貴とはいわゆるお金持ちや地位、
身分の高いということを指すため、
この故事より由来しているとされています。
![](http://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/?pc=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fengei2%2fcabinet%2fm0%2f72600.jpg%3f_ex%3d240x240&m=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fengei2%2fcabinet%2fm0%2f72600.jpg%3f_ex%3d80x80)
しかし中国の学者「郭紹林」は、
故事は偽りではないか?としています。
花言葉の由来とは諸説あるので
一概にはいえませんが、
中華人民共和国の国花にも上位選抜されているほど
とても大切で愛されている花である事は確かです。
また、「恥じらい」には
唐時代の王「高宗」が
庭園で見た牡丹の様子を
表した事から付いたとされています。
牡丹と紅梅との関係は??
平安時代の皇族や貴族の衣装であった
「平安装束」といわれる
いわゆるその当時の富裕層の着用する
衣装の色合わせに、”牡丹”という色があります。
平安装束はいわゆるお雛様や、
源氏物語に出て来る衣服を想像してください。
中でも女性の装束は「襲(かさね)」という
何色もの薄い絹の衣類を重ね着ていて、
その裏の色が透けて
独特な美しい色調を楽しむものでした。
その中に「襲(かさね)の色目」に
『表が白、裏が紅梅=牡丹』
と呼ばれていました。
色目は季節によって組み合わせがあり、
この牡丹色は春の色に含まれています。
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