千両(センリョウ)といえば、
赤い実をつけ
お正月の縁起物などとされていますね。
千両の花ってご存知ですか?
意外と知られていないものですが、
花言葉を持っています。
花なんか咲いたっけ?
はい、しっかり花を咲かせているんです!
今日は、千両の花についてご紹介しましょう。
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千両の花の花言葉は?意味や由来は?
千両は、7~8月に茎の先に
穂状花序を作り、黄緑色の花を咲かせます。
花には花被はなく、
花軸に緑色の雌しべがあり、
その側面に薄緑色の雄しべが
出るという少し変わった姿です。
私たちが花屋さんや庭で気がつくのは
10月頃から赤く熟した果実で、
翌年2月頃まで見られます。
千両の花言葉は、
・富貴
・富
・可憐
・財産
・恵まれた才能
・定める
縁起物と言われる意味もわかる花言葉ですね。
千両は、ヤブコウジ科である
「万両(マンリョウ)」に対して
付けられたとされ、
赤い実の美しさが百金にも勝る
という意味から、ついた名前で、
古名「仙蓼」を呼び変えたものと言われています。
ただ、これらの花言葉は、
実際には「実」につけられたものです。
花でもないのに花言葉というのも不思議なものですね。
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千両の花が咲かない原因は?
千両の花が咲かない原因には、
地植えよりも鉢植えに考えられます。
花が咲かないのには様々な要因はあるものの、
根詰まりを起こしている事が多い様です。
千両の仲間は立派な根をしており、
鉢植えで育てている場合には
鉢を大きめに変えるとか、
株の手入れ・株分け・剪定といった
手入れをしてあげる事です。
千両は2年目以降より株の手入れを始めます。
株が大きくなると枝葉が混み合い、
新枝の成長の妨げになりますので、
株分けと植え替えを一緒に行うことがおすすめです。
時期は2月中旬~4月中旬に行います。
剪定は、12月~1月。
千両は株立ちで真っすぐ伸び、
剪定はほとんど必要がありません。
しかし、枝数が多く茂る様であれば
古い枝を根元から切り、
まだ開花・果実が付いていない若い枝を残し育てます。
なお、千両は1度実が付いた枝には実が付きません。
千両の花の育て方は?
千両は常緑性の低木で、1年を通し
直射日光の当らない、半日陰の場所に
自生していることが多い植物です。
本来、暖かい地方で育つ植物で、
ならば直射日光の当る所へと移すと
葉が黄色くなってしまい生育が衰えたり、
枝枯れ等起こす事がありますので注意しましょう。
寒い地方では鉢植えで育てます。
霜や寒風に耐えられず枝枯れの原因に繋がります。
乾いた寒風はさらに花芽も枯らしてしまい、
花芽が枯れれば翌年の実の付きは期待出来ません。
水やりは地植えの場合には、
程よく湿った土であれば
特に水を与える必要はありません。
鉢植えは土の表面が乾いたら
たっぷりと水を与えます。
肥料は年に1度、2月頃に
化学肥料や油かす、骨粉を
等量混ぜた物を株の周りに少量撒きます。
なお、千両への肥料は少ない程度で十分です。
窒素分が多い肥料ですと
枝葉ばかり伸び、実付きが悪くなります。
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