料理の下ごしらえの必要なあく(灰汁)抜き。
全部が全部必要なのか?
ふっと疑問に思った事ってありませんか?
あくが強いほうれん草は食べる前のあく抜きが必要ですが、
似通った野菜の小松菜はどうなんでしょうか?
必要不要?どっちなの??
今回は小松菜のあくについて注目してみたいと思います。
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小松菜のあくは苦くてツンとする!?
小松菜のあくはそれほど強くはありませんが
苦味やツンとする感じを受けた事はありませんか?
こうした苦味やツンとして、
えぐみや渋みなどをあく(灰汁)と総称されます。
あくは植物自身が昆虫などから
身を守る為に供えた成分を差していいます。
小松菜を生のままスムージーにした時に
ツンとするという声があがっていますが、
小松菜には辛味成分が含まれているからです。
ほんのりと感じるこの辛味は、
アブラナ科では共通して持っている成分で、
イソチオシアネートといいます。
同じアブラナ科の野菜といえば、
大根やわさびなど!
スムージーに入れたらどこかツーンとする・・・
繊維をすり潰した状態ではこの辛味成分はより増すので、
量を加減するなどが必要になりそうですね。
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小松菜を離乳食に使うときのアク抜き方法は?
赤ちゃんの味覚は大人よりも味に敏感なので、
苦味を感じたら食べてくれなくなります。
離乳食は栄養の面も大事ですが、
口から食べ物を摂る行動を学ぶ大切な期間です。
慣れるためにも小松菜を使ってみましょう。
アク抜きの方法には色々な方法がありますが、
離乳食であくを取る方法としては、
・茹でる
・水にさらす
茹でて色止めに水にさらしますが、
そこで同時にあく抜きの総仕上げが出来ます。
葉の部分だけ使いよく水気を切った上で
細かく叩くか、すり鉢でするなどしてから
お粥や離乳食時期によっては蒸しパンに入れるなどして
食べ慣れさせて行くといいと思います。
本来、小松菜自体はあくが少ない野菜です。
茹でるだけでほぼ赤ちゃんにも支障ないので、
それほど神経質になる必要はありません。
実際に小松菜のあくを取るのは必要?不要?
結果として小松菜を調理する場合に、
あく抜きは必要ありません。
はじめにお話した苦味やえぐみにおいては
そもそも少ない野菜なので必要がありません。
気になるシュウ酸は
水に浸しておくと溶けだす性質を持っています。
スムージーで使う場合は切ってから
水に少々浸して入れることをおすすめします。
それでも気になる場合は、
生食できてより苦味などが少ない
サラダ小松菜をチェックしてみてはいかがでしょうか?
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