ダニ 病気

トレンド豆知識

ダニによる病気!感染力が強いものや犬や猫、クワガタにかかる病気は?


ダニのイラスト

ダニといえば

アレルギー症状やぜんそくの原因であったり、
今では死に至る病気を引き起こす原因にもなっています。

人だけではなく犬や猫!
クワガタにまでダニはつきます。


今回はダニによる病気などについてご紹介します。


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ダニによる感染力が強い病気!疥癬とは?


ダニが原因で引き起こす病気は色々ありますが、

その中でも感染力が強くて集団感染に繋がる病気
疥癬(かいせん)があります。


非常に強い痒みがある皮膚疾患ですが、

極小さなダニ「ヒゼンダニ」
角質に寄生することで人にうつります。


例えば介護施設などでの集団感染が増加し、
さらに介護者にも感染してしまう厄介なものです。



以前は性交渉で感染するとされていましたが
多くの場合は無関係であると考えられています。


肉眼で見えないダニで、
人の体温が適温であるが故に人にうつるといいます。


疥癬は大まかに2つに分けられ原因は同じダニですが、
「通常疥癬」「角化型疥癬」があります。


一般的に健康な方には「通常疥癬」が多いのですが、

高齢者や免疫力が低下している方の場合は
「角化型疥癬」になり易いといいます。

布団乾燥機でダニ駆除!効果的なやり方や時間



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犬や猫、クワガタにかかるダニの病気は?


犬や猫に寄生するダニは「マダニ」で、
一般的には皮膚炎が有名です。


「マダニ」は多くの病原体を媒介し、
時には命に関わる病気にかかる時があります。


「マダニ」はするどいギザギザの歯で皮膚を切り、
セメント様物質を皮膚に注入することで

しっかりと宿主に取り付き
何日も吸血をし生き続けます。


その吸血後の「マダニ」の体重は
吸血前の200倍もなるという事で、

肉目でも確認できるほど

胴体が血液でパンパンになった状態で
皮膚にくっついていることがあります。


吸血開始より48時間以内であれば

駆除剤の投与など早期の適切な処置で
病気の媒介リスクを軽減することが可能です


ダニによる虫刺され治療・対処法は?



の場合には死に関わるリスクが高く、
犬パベシア症といい

症状は貧血や発熱、食欲不振、
黄疸や衰弱といった症状がみられます。


の場合は「猫ヘモバルトネラ症」といい

貧血や元気喪失、体重減少、
食欲不振などが主な症状として現れます。


ノミやマダニにより媒介し、
輸血や母猫の胎盤を通して感染するとされます。


「マダニ」はペットから
人にうつることもあるので注意が必要です!


家に生息するダニや犬に付くダニの種類や特徴!



また昆虫「クワガタ」の病気も
ダニによるものが多く、

衰弱を起こす原因であるといいます。


ダニを発生させない事は完全には難しい様ですが、

清潔を保つ事で繁殖しにくい環境となるので
加湿し過ぎやエサの放置をしない事が大切です

ダニが繁殖する温度と死滅する温度は何度くらい?


ダニで死亡!?ニュースになった病気とは?


昨年ですがアメリカの人気歌手アヴリル・ラヴィーンさんが
5ヶ月もの間ほぼ寝たきりで闘病した!・・・という、

マダニが引き起こす病気に
ライム病というものがあります。


ダニに刺されて
1~3週間後に遊走性の赤斑がみられ

インフルエンザに似た症状から
皮膚症状や心疾患、眼病などを引き起こします。



また「重症熱性血小板減少症候群 (SFTS)」
という感染症はに至ことがあり、

ダニに刺されて6日~2週間ほどで
原因不明の発熱や消化器系の症状、

リンパ節腫脹や咳、紫斑や下血などがみられ
重症化すると死に至ります。

 

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