目に起こる病気はいろいろとありますが、
中には失明してしまうレベルのものもあります。
虫が飛んでいないのに飛んでいる様に見える・・・
もしかしたら「ぶどう膜炎」かも!?
今回は「ぶどう膜炎の症状」などについて
詳しく解説いたします。
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ぶどう膜炎が起こる原因は?症状に痛みはあるの?
ぶどう膜炎の症状は、
視界がかすみがかった様に見える「霧視」
虫が飛んでいる様に見える「飛蚊症」
まぶしく感じる「羞明感」
ほかにも視力の低下や目の痛み、
充血といった症状がみられます。
疲れ目による痛みは冷やす?効果的な食べ物・対策は?
片目だけの時もありますが、両目に起こることもあったり、
交互に症状が出るなんてこともあります。
非常に治りが悪く持病として
何年も付き合わなければならなく、
その経過も徐々に悪くなったり一気に状態が良くなったり、
かと思えば悪くなると波があります。
原因には細菌感染やウィルス感染、
真菌(カビなど)、寄生虫といったものや
全身の免疫異常や感染、外傷や悪性腫瘍
といったものも要因になります。
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ぶどう膜炎は失明の可能性も?検査や治療方法、緑内障との違いは?
結果をお話しすると、
ぶどう膜炎は失明に至る場合もあります。
それというのも「ぶどう膜炎」というのは、
目の中に炎症を起こす病気の総称であり、
重症なものからそうでないものまで様々あります。
ぶどう膜炎の合併症には緑内障や白内障、
網膜前膜症などといったものがあります。
一般的に治療は薬による内科的治療を行い、
原因が細菌などといった病原微生物であった場合には、
その病原体に有効である薬を使用されます。
しかし、原因疾患が分かっていても根治治療が難しく、
治療の目的としては炎症を抑えて
視力障害へとつながる合併症の予防といったものです。
炎症を抑えるものとして副腎皮質ステロイド点眼薬や、
虹彩や水晶体(黒目)に癒着が起こらない様に予防する
散瞳薬点眼が処方されます。
しかし、これで良くならない合併症などには、
手術が必要になってきます。
検査は一般的に行われる眼科検査に
特殊検査と血液検査、胸部X線検査や全身検査、
ツベルクリン反応検査が行われます。
他には目の組織採取や診断を目的とした手術、
原田病やベーチェット病などの
免疫異常の場合などもあるので
詳しい検査や問診が必要になります。
犬もぶどう膜炎になる!?その症状とは?
犬の目の病気としても少なくないぶどう膜炎。
・角膜の裏側の濁り
・虹彩の変形
・前房の出血
・瞳孔の縮み
・涙の量が増える
・目やにが増える
・目をやたらこする
・虹彩の変形
・前房の出血
・瞳孔の縮み
・涙の量が増える
・目やにが増える
・目をやたらこする
ジステンパ、ケンネルコフ、イヌヘルペス、回虫や他、
トキソプラズマなどといったウィルスや細菌、
カビや原虫などといったものが原因です。
中にアデノウィルス2型(ケンネルコフ)の
ワクチン接種後に発症することもあります。
シベリアンハスキーやサモエド、秋田犬、
シェットランドシープドッグなどに
ぶどう膜炎と皮膚の脱色を伴う
「ぶどう膜皮膚症候群」から、
水晶体へ色素沈着する
「色素性ぶどう膜炎」があり、
ゴールデンレトリバーに多いともされ、
別名「ゴールデンレトリバーぶどう膜炎」と呼ばれています。
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