蚊が多くなってくると
就寝時はとくにうるさく感じますよね。
電気をつけて追かけまわした!
という方は少なくないはずです。
現在は蚊を撃退する商品が販売されていますが、
ペットボトルを使用して
蚊を集めることができることをご存知でしたか?
今回はペットボトルを使った蚊のトラップについて
その効果や作り方についてみていきましょう。
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ペットボトルで蚊が取れる?フィリピンでスゴイ効果が?
日本では危険度が高い生き物だということは
あまり認識されていないように感じますが、
蚊は人間を最も襲う生き物です。
日本では70年ぶりに
デング熱の感染者が出ましたが、
フィリピンでは毎年子供を中心に
2万人以上が命を落としているのです。
デング熱の初期症状から治療、予防法
そこでデング熱の予防対策として
開発されたのが「蚊とりボトル」です。
2013年2月のデング熱流行状況によると、
フィリピンは2012年2月より55%も減少し、
致死率も38%減少したそうです。
何だか蚊を撃退する商品より蚊とりボトルのほうが
かなり効果はあるように思いますが、
日本でも同じ効果得られるのか?
次の項目でみてみましょう。
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ペットボトルトラップは日本の蚊には効果なし?
フィリピンでは大活躍の「蚊とりボトル」
蚊はどこにでもいるものだから
日本でも大量に捕獲できるはずだ!
・・・と思いましたが、これがまた
全く捕獲できないという残念な結果です。
寄ってくるのは小さなハエが数匹程度のみと、
日本国内で成功例は出ていないそうです。
コバエ対策にめんつゆトラップ!ミント・アロマも効く?
何故日本では成功しないのかというと、
フィリピンと日本の気候の違いだと言われています。
蚊とりボトルを作るときに
ドライイーストを使用するのですが、
このドライイーストは35℃~45℃ぐらいで
発酵しますので日本の気温では難しいそうです。
フィリピンの気温にあった作りですので
日本用に作ってみると何か変わってくるかもしれません。
蚊取り線香は何時間効果あるの?
蚊の習性として
・体温が高いもの
・体臭
・二酸化炭素
・黒色のもの
これらのものによってきやすい傾向があり、
これらをふまえた日本版蚊とりボトルを
作ってみてはどうでしょうか?
デング熱が確認された時、
蚊をおびき寄せているシーンが放送されていましたが
その時も二酸化炭素を使っていたそうです。
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日本での効果はさておき、
作り方が分からないとアレンジの仕様がありません。
まずはフィリピンで使用されている
蚊とりボトルの作り方をみてみましょう。
用意するもの
・1.5~2.0Lのペットボトル
・200mlの熱湯
・ブラウンシュガー(砂糖でも可)を50g
・イースト(ドライイーストでも可)を2g
・1.5~2.0Lのペットボトル
・200mlの熱湯
・ブラウンシュガー(砂糖でも可)を50g
・イースト(ドライイーストでも可)を2g
作り方
1.ペットボトルの口を切りとります。
(キャップから少し下の部分)
2.切り取ったペットボトルにブラウンシュガー(砂糖)を
投入し熱湯を注ぎ溶けるまで混ぜます。
3.40℃ぐらいまで冷ましてイースト(ドライイースト)を投入し、
混ぜずに発酵するまで待ちます。(2時間~半日)
4.発酵してきたら切りとった口の部分を逆さに入れて完了です。
設置場所はあまり雨風の影響を受けない場所が好ましいです。
また、衛生上2週間に1回は交換するようにしましょう。
蚊はデング熱だけではなくマラリアという
年間10万人もの死者がでる恐ろしい病気を
ももたらすので、十分な対策をしてください。
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