歯がぐらつく事ってありませんか?
ぶつけたりした以外に、
歯を指で押してみてぐらついていたら要注意!
歯がぐらつく原因とは?
予防法や治療法はあるのでしょうか?
今日は歯がぐらつく場合について解説します。
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外傷による原因で歯がぐらつくときは接着剤で固定できる!?
お子さんが転んだりして顔をぶつけ、
乳歯や永久歯がぐらつく事があります。
もちろん大人も歯の抜け替わり以外に
ぶつけてぐらつくことがあります。
歯冠という歯の頭の部分には変わりがなく、
歯の向きが変わってしまったり、
位置が変わった様な・・・というときは、
・歯が抜けかかっていた
・根が折れている
位置が留まったままでぐらつくことを
「亜脱臼(あだっきゅう)」
歯の位置が動いている事を「脱臼」といいます。
亜脱臼の場合は固定処置が必要であったり、
根が折れている場合には抜歯を要したりと
状況によって変わりますので早急に受診が必要です。
固定の方法は揺れる歯を近くの健康な歯に対して
ワイヤーや接着性レジンなどで接着させて、
2~3週間ほど固定し安静にします。
固定することで周辺の歯肉の炎症なども
治まり回復傾向に向ける事ができます。
しかし、歯の周辺より出血が見られる場合は
感染予防のため抗生剤の服用が
必要になることもあります。
固定中は歯垢が付きやすくなりますので
柔らかいブラシを使用し時間をかけてゆっくりと
歯磨きをして清潔を保つようにします。
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歯がぐらつく他の原因は?その治療方法は?
歯がぐらつくという症状は、
外傷以外にも起こる事があります。
お子さんの場合は
永久歯への抜け替わりがありますが、
大人の場合はどうでしょうか?
外傷以外に考えられる事は、
・虫歯
・歯周病
・噛み合わせの悪さ
などといった場合が有り得ます。
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歯周病であれば、
特に歯がぐらつくという状態であれば
歯茎の腫れや出血といったものが起きており
かなり悪化している状態です。
ここまで来たら自力では難しく、
まずは歯科医師への受診・検査・治療を始めましょう。
放置しておけば最後は歯が抜け落ちる
といった最悪な事態になりかねません。
また、日常行う歯磨きの方法も見直すと良いでしょう。
歯がぐらつくけど痛みが無い場合は?
歯科検診などで特になにも指摘がなく、
歯は健康であると診断されても歯が動く場合は?
実は歯は骨としっかり
くっついている訳ではありません。
どんな方でも0.5ミリ程度は動くもの。
しかし、以下の様な動きがある場合は注意しましょう。
・指で押さなくても噛んだ際に歯が動く
・指で歯をつまんで上下に動く
前後左右に多少動くのは正常。
上下は抜けかけそうになっているので
歯周病などが疑われます。
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