つい食べ過ぎてしまう「みかん」
ネット検索すると意外なワードが並びます。
病気だの吐き気だのなんだの・・・
みかんって食べ過ぎちゃいけないもの???
フルーツは身体にいいからと
何も考えずについいくつも食べてたけど、
身体が反応することってあるんですね。
みかんの食べ過ぎによる
気になることをまとめてみました!
Sponsored Links
みかんの食べ過ぎで手が黄色くなるのは病気!?
みかんをたくさん食べ過ぎたとき、
手や足の裏が黄色く黄疸の様になる症状が出ます。
これを「柑皮症(かんぴしょう)」と言い、
皮膚が黄色くなる事に関しては
黄疸と同じですが、
大きな違いは
白目が黄色くならないところです。
みかんなどの柑橘類に含まれている
カロテンの色素が皮膚に沈着したものをいいます。
つまりβカロテンの取り過ぎです。
βカロテンは身体の中でビタミンAに変わり、
皮膚の乾燥や動脈硬化を防ぐ効果がありますが、
食べ過ぎてしまうと柑皮症になります。
量は個人差があります。
みかんは1日2個で大人1日分のビタミンなどを
摂る事が出来るとされていますので、
2個を目処にするとよいかと思います。
ちなみに特別な治療はありません。
単純にβカロテン摂取を抑えればいいだけです!
Sponsored Links
妊娠中のみかんの食べ過ぎはお腹の子供に危険なの!?
ビタミンA(つまりはβカロテン)の
妊娠初期の過剰摂取は
お腹のお子さんの
耳の形態異常が増えるリスクがある・・・
という部分で
心配される妊婦さんも多いと思います。
妊娠中でも必要な栄養素で、
1日600μg(2000UI)
上限は1500μg(5000UI)です。
そしてビタミンAには大まかに2種類あり、
・動物性食品に含まれるビタミンA(レチノール)
・緑黄色野菜に含まれるビタミンA(βカロテン)
そして妊娠中に問題視されているのは
前者のレチノールの過剰摂取です。
また、後者の方はβカロテンは
ビタミンAの前駆物質で、
身体の中でビタミンAが不足した際に
必要な分のビタミンAに転換されるので
大量に食べても過剰摂取にはならず安心です。
みかんの食べ過ぎは嘔吐や便秘、下痢になる元?
小さな子供や高齢の方に
見られる事が多くある様ですね。
みかんの房は消化に悪く、
胃の働きが弱っている場合には
嘔吐や便秘になることがあります。
また、風邪や車酔いなどで
吐き気をもよおしている時のみかんも厳禁!
吐き気が強い時に柑橘系はタブーです。
さらに嘔吐の引き金になります。
他に下痢が続く場合には、
ビタミンCの過剰摂取により
肝臓への負担がかかり下痢、
さらには嘔吐なども伴うことがあります。
思えば小学校の頃、遠足で車酔いした
同級生にみかんを与えていた
先生は間違った事をしてたんだ・・・
ということをふと思い出しました。
いずれにせよ、よいものも過ぎてしまえば
なんらか毒になるってことですね!
Sponsored Links
こちらの記事も読まれています!
コメントフォーム