肺気胸という言葉を耳にしたことがある人は
多いと思いますが、
実際にはどのような病気なのでしょうか?
その症状や男性と女性の症状の違いなど、
知らないことが多いという方もいると思います!
今回は、肺気胸の症状について
ここで簡単に説明していきましょう。
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肺気胸とはどんな病気?
肺気胸とは、なんらかの原因で
胸の膜に穴が開いてしまって肺が
縮んでしまった状態のことを言います。
肺を覆っている
肺胸膜と壁側胸膜の間には胸膜腔があって
この胸膜腔の圧力作用によって
肺は膨らむのですが、圧力作用の働きが
無くなって胸膜に穴が開いてしまっている状態です。
肺気胸は痩せ型の成年男子に
多い病気と言われています。
肺気胸の症状には咳以外にも背中の痛みも!?
肺気胸の初期症状では、
・息を吸っても吸った感じがしない
・息苦しい
・咳がよく出る
・背中が痛い
・肩甲骨あたりが痛い
といった症状がみられます。
また進行した場合には、
突然の胸の痛みや突然の息切れ、
呼吸困難といった症状もあるようです。
初期症状に背中の痛みと言うものも
ありますが、背中が痛いからと言って、
すぐに病院に行くという人も少なく、
発見が遅くなってしまうことも考えられます。
初期症状の幾つかは、風邪の症状にも似ているので
しばらくしたら治るだろうと考える人が多いようです。
実際に肺気胸になった場合は
どのように治療するかと言うと
症状の具合によっても違います。
軽度の場合には1週間程度で
自然治癒できます。
中度の場合には入院して、処置をします。
重度の場合には手術が必要になります。
胸の圧迫感や違和感の原因!
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女性でも肺気胸になるの?その症状は?
女性でも肺気胸になることはあります。
男性の肺気胸とは違って
自然気胸と呼ばれるものが多いです。
この自然気胸は、肺に突然、
穴が開いて空気が胸腔内に漏れてしまって
肺が圧迫されて縮んでしまう病気です。
突然、激しい胸の痛みに襲われて、
息苦しさや咳などの症状を伴います。
両側の肺に同時に症状が起きてしまえば
命に関わることもありますが
そのようなケースは少ないです。
20才前後~30歳くらいまでの男性に
多いとされている肺気胸ですが
女性も10対1程度の割合で起こります。
このように、
あまり重症化する病気ではないですが、
初期症状などを覚えておいて、
少しでも体調におかしいと感じることが
あったら早めに病院を受診すると良いでしょう。
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