突発的に発症する「知恵熱」
智恵がつく時期に差し掛かった
原因不明の乳児の発熱とされています。
しかし、近年大人の間にも「知恵熱」が・・・!?
今日は、大人の知恵熱について説明します。
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大人の知恵熱とは?原因は?
まず、「知恵熱」とは、明確な症状がなく、
数時間から1日程度で下がるものをいい、
医学的用語ではありません。
古くは、智恵の発達時期に原因の
分からない、乳児にのみ発熱を
起こすものと考えられていました。
そのため、「知恵熱」と呼ばれる様になりました。
実際には大人に対して知恵熱というものはなく、
「心因性発熱(ストレス性高体温症)」が
あげられます。
原因は、疲労やストレスが溜まった際に
起こるもので、ウィルスや細菌などで
起こる発熱とはメカニズムが異なり、
検査をした場合に炎症反応が
見られないため、解熱剤が効きません。
転職時やその後の研修期間や、
転勤後の新しい職場環境や多忙な日々など・・・。
仕事に関わらず強く心因性ストレスを
感じた際には
こうした発熱が起こる事があります。
大人同士の冗談により、
「頭を使い過ぎたから熱が出たのでは?」
というところから、
大人の知恵熱と言葉だけが一人歩きしています。
しかし、大人の知恵熱と
子どもの知恵熱は違いがあり、同じ物ではなく、
実際には存在しない病名です。
高熱が下がらない原因は?
大人の知恵熱の症状は?
大人の知恵熱の症状は、
・体温の上昇
・全身の倦怠感
・集中力の低下
・イライラ
・全身の倦怠感
・集中力の低下
・イライラ
このような症状が続きます。
発熱の基準となっている
37度以上の高体温が長期に渡り
続く事もあり、受診し検査を受けて
も異常なしと言われる事がほとんどです。
・解熱剤を飲んでも熱が下がらない
・異常がない
という場合には、
心因性発熱が疑われます。
なお、ストレスがなくなると熱が下がります。
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大人の知恵熱の治療法は?何科にかかればいい?
心因性発熱(ストレス性高体温症)の
治し方や対処方法は、
先にもお話した通り、解熱剤では治せません。
では、どうやって対処・治療を
行ったらよいでしょうか?
それはストレスを緩和する方法と
して以下をの事を行います。
・生活指導
・薬物療法
・リラクゼーショントレーニング
・心理療法
・併存症
・薬物療法
・リラクゼーショントレーニング
・心理療法
・併存症
医師の診断を受ける際には、
まず内科へ行きましょう。
発熱を伴う病気は様々とあります!
感染症や自己免疫疾患、悪性腫瘍など、
体のどこか悪い場所があるかどうか、
器質的疾患の有無を調べてもらいましょう。
そこで何も異常がないと認められた後に、
検査を受けた医師より心療内科を
紹介していただくとベストです。
心因性発熱(ストレス性高体温症)は、
心理社会的ストレスが原因で起こる
体温上昇という身体反応で、
つまりは心身症です。
専門である心療内科を
受診することをおすすめします。
しかし、精神疾患が伴っている様であれば、
精神科での治療を優先する事が望ましいと考えられます。
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