夏の風物詩でもある蚊取り線香。
蚊取り線香といえば蚊取り豚!
なぜ、豚なのでしょう?
他の動物でもよかったのではないでしょうか?
今日は、蚊取り線香の豚についてお話ししましょう。
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蚊取り線香の豚の名前は?由来は?
正式名称は
「蚊遣り豚(かやりぶた)」でした。
蚊取り線香もその昔は
「蚊遣り火(かやりび)」と呼ばれていました。
蚊遣り木(松・杉・茅など)を
燻し焚いていました。
殺虫力はありませんでしたが、
追い払う事ができました。
その後、除虫菊の殺虫効果成分の
誕生から蚊を取る(駆除)から
「蚊取り線香」と名称が変わりました。
その名称の移り変わりから、
蚊遣り豚も蚊取り豚に変わって
行ったのだと言われています。
蚊取り線香は赤ちゃんに害や影響なく安全?
蚊取り豚の由来については
説が2つあります。
1つは江戸時代末期の発祥説。
東京都新宿区内の武家屋敷跡から
江戸時代末期の蚊取り豚が出土されました。
大きさは長さ35センチ、
直径23センチと大きめのものでした。
蚊取り線香そのものの発明は
1886年(明治時代)なので、蚊取り線香を
使用するために使ったという訳では
ありませんが、れっきとした
蚊取り豚に間違いはないそうです。
形は豚の顔にある鼻の穴部分が
現在と比較するとだいぶ細く
おちょぼ口の様な感じになってます。
イメージとしては徳利を横にした様なものです。
豚というよりも細身でイノシシの様にも見えます。
2つめは愛知県西部、焼き物で有名な常滑市説。
養豚場で豚に群がる蚊の駆除に困り、
土管の中に蚊取り線香を入れて使っていました。
しかし、口が大き過ぎて煙が
広がりすぎて効果がなかったことから、
口を小さく改良した際、側にいた
豚の鼻にとても形が似ていたので
常滑焼の土産物として販売したところ広まったというお話です。
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なぜ蚊取り線香は豚の容器に入れるの?理由は?
陶器や金属など耐久性が高く、
不燃性・難燃性の素材である中、
陶器で作られたものが一般的であったこと!
古くから蚊取り豚(蚊遣り豚)が
代表的なものの1つですが
他にも様々な蚊取り線香の入れ物はあります。
その他の蚊取り線香の容器はコチラ!!
現代でも蚊取り豚が使われているのは、
電気を使用する化学薬品を使用した
蚊取り機よりも安全性があること!
昔ながらの自然な方法での火遣りを
好む傾向もあり、夏の風物詩として愛用されています。
蚊取り豚の使い方
付属の針金を蚊取り線香の穴に通し、
蚊取り豚の中へ入れ、
蚊取り線香が蚊取り豚に触れない様に
浮かせる様に高さの調節をします。
付属の針金を蚊取り線香の穴に通し、
蚊取り豚の中へ入れ、
蚊取り線香が蚊取り豚に触れない様に
浮かせる様に高さの調節をします。
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