土用波 意味 時期

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土用波とは?意味や由来!クラゲが出る時期との関係って?


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みなさんは、『土用波』ってご存知ですか?


『土用の波がたつ』なんて言われ方や、
お盆の時期の為、海で亡くなった方が足をひっぱる・・・


なんて話もされたり・・・
この『土用波』一体なに?


お盆の後は、クラゲも大量に出て来るのはどうして?


ちょっとした雑学、今日は『土用波』についてお話ししましょう。


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土用波とは?意味や由来は?


土用波(どようなみ)とは、
夏の”土用”の頃に発生する大波を言います。


大きな台風が南方洋上にある時に寄せて来る、
波のうねりが土用波とされています。



台風は遠くにあるのに、海はうねる・・・
その距離約1500kmも離れています。


土用波は、それだけの威力のある
非常に荒れた波なんですね。


土用の頃に見られるものなので、
こうした名が付き、夏の季語とされています。



古くから漁師たちは、お盆が過ぎた頃
この土用に差し掛かると大波が
来るということを知っていたそうです。


実際にいつの時代から土用波を
知っていたのか?

という事は、はっきり分かりません。



赤道直下の地域では、真冬であっても
日々、低気圧が発生しています。


海水温の低い時期は、西へと進んで
行くため日本近海には、土用波は
ほとんど来る事がない
とされています。


この土用波は水難事件なども
古くにあり、海に出る事を禁じる程、
警戒がされています。


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土用波の時期っていつ?


土用波の土用について
お話ししましょう。


”土用”とは、古代中国に端を発する
自然哲学の思想であり・・・


万物は『木・火・土・金・水』
5種類の元素からなるとされている
”五行”に由来した暦の雑節の1つに値します。


1年のうち不連続な4つの期間、
四立(立夏・立秋・立冬・立春)の
すぐ後の18日ずつに当たります。



ただ、『土用波』については
”夏の土用(立秋直前)”を指し、


2014年では7/20~8/6
夏の土用の時期です。


この時期に、先にお話した様な
気象条件が揃うと土用波が発生します。


土用波とクラゲが出る関係って??


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土用波の関係でクラゲが出ると言われています。


そのため、この時期には海に入る際に
クラゲに刺されたりする事故が
発生しやすいので入らない様に注意が必要です。


通常、クラゲは一年中沖合に存在していて
普段はあまり見かけることがありませんよね。


この土用波とクラゲの関係は、
土用波の強い波のうねりに乗せられて来るためです。


強い波が寄せては返すを繰り返すので、
大量のクラゲが打ち寄せられて来るのはそのためです。


沖合からおびただしい量のクラゲが
打ち上げられるほどの強い波、土用波!!

用心してください。

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