野沢菜といえば漬物で有名。
漬けていない状態の栄養は、
かなり注目すべき栄養を蓄えています。
古くより信州地方では保存の効くように
漬物として食べてられてる野沢菜。
そんな野沢菜の栄養についてご紹介します。
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野沢菜の名前の由来は?
野沢菜は、名前の由来ともなる発祥の地、
北信州野沢菜温泉に所在する薬王山 健命寺から始まります。
宝暦6年八代目住職が京都から持ち帰った
天王寺カブが元となり原産自体は大阪市だそうです。
本来はカブなので葉の下は
扁平型の比較的大きなカブがあります。
北信州の冬の雪深い厳しい気候により
現在の様な葉だけが育つ現在の型へと変化したそうです。
野沢へ湯治に訪れた客に野沢菜漬けをふるまった所、
好評でそこから広がり全国で栽培が広まっていったのです。
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野沢菜の旬な時期とその栄養や効能は?
漬物ではない状態の
野沢菜の旬な時期は11月~2月
保存が効く漬物にされて通年楽しむ事ができます。
その注目すべき栄養は、
・βカロテン(1200μg)
・ビタミンC(41mg)
・カリウム(390mg)
βカロテンにおいてはピーマンの3倍、
ビタミンCはかぼす果汁と同等、
カリウムにおいてはキウイと同等の栄養を蓄えています。
とても緑の濃い色をした野菜で、
漬物にしてもβカロテンはほぼ残ってます。
βカロテンやビタミンCは皮膚や粘膜にも作用し、
コラーゲン生成に役立つなど美容面にとてもよい栄養素です。
しかし、なかなか生の状態で見かける事が少なく、
漬物として手に入る事がほとんど。
漬物の状態で100gを食べる事は塩分の面も気になるので
なかなか難しいですが、とても栄養の面でも優れています。
細かく刻んでご飯に混ぜれば、かさましにもなり
ダイエット中の食事にも良さそうです。
野沢菜の漬物になると栄養や効果も変化する?
野沢菜自体の効果としては、
漬物の状態でも効能をもたらします。
野沢菜漬けは発酵食品の1つで塩で漬けているのですが、
漬物を常食されている信州は日本でも長寿県です。
それには高い抗酸化作用を発揮し、
東北大学教授の研究によって明らかにされてます。
他にもラブレ菌で有名になった京都のすぐきと
同様に野沢菜漬けにも含まれています。
ラブレ菌も「長寿=健康」に繋がるスーパー乳酸菌で、
生活習慣病などから私たちの身体を守ってくれる力を持っている様です。
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