昨今、大麦の健康効果に注目が集まっています。
その中でも急上昇しているのがもち麦ではないでしょうか?
ダイエット効果がある、健康に良い、など色々な情報を耳にしますが、
実際にもち麦にはどのような栄養が含まれており、
どのような効果・効能が期待できるのでしょうか?
今回は魅力がたっぷりのもち麦の栄養などについてご紹介します。
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もち麦と大麦(押し麦)との違いは?
ごはんに混ぜて炊く麦というと押し麦が思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか?
そもそももち麦は大麦の一種!
その中で皮が剥がれにくい「皮麦」と皮が剥がれやすい「はだか麦」に分かれます。
「皮麦」には、麦茶の原料となる「六条麦茶」や酒類の原料となる「二条大麦」があります。
一方の「はだか大麦」は、粘性の低い「うるち性」と粘性の高い「もち性」に別れ、
うるち性の麦が「押し麦」でありもち性の麦が「もち麦」となります。
もち麦は粘性が高いだけあり弾力がありプチプチな食感が特長となります。
ちなみにもち麦の粘性の正体はアミロペクチンというでんぷんにあり、
もち麦はこの成分が多い麦になります。
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もち麦に含まれる栄養や効果・効能
もち麦に含まれる栄養素の中で最もクローズアップされているのが
βーグルガンという水溶性食物繊維です。
穀類の中でも豊富な水溶性食物繊維を含んでおり、
その量は白米の25倍であり玄米と比較しても4倍程となっています。
食物繊維は腸内の環境を整えてくれる作用があるため、
持ち麦を摂取することで便秘の改善が期待できます。
また腸内のバランスが良くなることは、免疫力の向上や生活習慣病、
アレルギーの予防などにも繋がり、美肌などの効果も期待できます。
さらに、βーグルカンには食べた物の消化・吸収を穏やかにしてくれる作用もあり、
血糖値の上昇を穏やかにしてくれる効能があります。
そのため、インスリン分泌や血糖値の急激な上昇を抑制してくれるため、
高血圧や肥満の予防へとつなげることができます。
もち麦にはダイエット効果も期待できると言われていますが、
それは便秘改善や血糖値の上昇を抑えてくれる効果からきています。
また、もち麦にはカルシウムが白米の17倍、
マグネシウムは白米の9倍も含まれており丈夫な骨作りを助けてくれる効能があります。
成長期に重要な栄養素であるだけでなく、骨粗しょう症の予防も期待できます。
他にもカリウムも含まれているため
余分な塩分を体外に排出してくれる効果がありむくみ予防も期待できます。
現代人の病気と大きく関わってく原因の1つが塩分の過剰摂取であり、
健康的な生活を送るためにも大切な成分であると言えるでしょう。
最後にもち麦の栄養素として挙げるには少し含有量は少ないですが、
人間の体には欠かせないエネルギーを作り出すビタミンB1/B2/B6も含まれてます。
ビタミンB群には三大栄養素の代謝促進を作用があります。
もち麦の食べやすい食べ方
それではどのようにもち麦を摂取していくと良いのでしょうか?
一番取り入れやすい方法としては、
白米にもち麦を加えたもち麦入りの白米を主食にすることです。
食べやすい量としては、白米7に対してもち麦3の割合。
これを1日に2食食べるというやり方です。
もち麦ごはんの炊き方!カロリーはどれくらい?
なかなか摂取が難しい食物繊維ですが、もち麦ごはんにすることで
1日に必要な食物繊維の量を簡単にあげることが可能です。
他にもトマトスープにもち麦を加える食べ方もあります。
ダイエット効果や健康効果などに嬉しい栄養が豊富に含まれてるもち麦。
ぜひ毎日の食事にもち麦を取り入れてみてください。
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