栄養満点なイメージのある煮干し。
実は食べ過ぎてしまうと健康に
悪影響を与えかねないということをご存知でしょうか?
1日の摂取目安量を知り、適度な量を積極的に食べ、
上手に健康効果を期待したいですよね。
そこで今回は煮干しの食べ過ぎによるデメリットと
摂取目安量、美味しい煮干しの選び方とともにご紹介します。
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煮干しの食べ過ぎによる3つの危険性
煮干しはカルシウムやミネラル、タンパク質など
豊富に含んでいるのでついつい食べ過ぎてしまうかもしれません。
しかし煮干しには体に嬉しい成分が多い反面、
食べ過ぎてしまうと体に悪影響を与えてしまう成分も含まれています。
その悪影響を与えるのがプリン体であり、
痛風の原因となる尿酸の元となる成分です。
実は煮干しにはこのプリン体が、
100g中746.1mgも含まれているため、
尿酸値の高い人は特に気をつけなければなりません。
さらに煮干しには塩分も多く、
100g中およそ4.3gほど含まれているため、
食べ過ぎることで塩分を過剰に摂取することに繋がってしまいます。
塩分の過剰摂取で起こり得るのが、
高血圧や心疾患などの生活習慣病を含む様々な疾患です。
煮干しは干すことで旨み成分も凝縮されますが、
塩分も凝縮されるため食べ過ぎには注意が必要です。
特に塩分の過剰摂取という点から考えると、
妊娠高血圧症候群という中毒症を引き起こす可能性もあるため、
妊婦さんの食べ過ぎには注意が必要です。
また、適度な摂取では体に嬉しい効果があるカルシウムも
過剰摂取し続けることで尿管結石などを引き起こす恐れがあります。
本来、摂りすぎたカルシウムは尿から体外へ排出されるのですが、
連日過剰に摂取していると排出されるカルシウム量が減ってしまうためです。
手軽に栄養を摂取できる煮干しですが、
以上のような恐れがあるため食べ過ぎには十分に注意しましょう。
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煮干しを食べ過ぎないために!1日の摂取目安量は?
それでは過剰摂取にならないための、
1日の摂取量の目安はどれくらいになるのでしょうか?
煮干しの健康効果を期待するなら、
1日に小イワシで約20~30匹、
粉末の場合大さじ1杯強の15g程度が良いと言われています。
もう少し食べたいという方は、
30g以下を目安に摂取してくことをおすすめします。
そのままの状態では食べづらいという方は、
ミキサーで粉末にしみそ汁などに加えても良いですし、
食べる煮干しなども販売されいます。
カルシウムの吸収力を上げたい場合は、
カゼイン豊富な低温殺菌牛乳と合わせると良いでしょう。
煮干しが苦手という方は、
缶詰のオイルサーディンやサバなどでも代用可能です。
美味しい煮干しを選ぶ4つのポイント
煮干しは含まれる栄養素で健康効果を期待できる食品ですが、
実は咀嚼力をアップさせることもでき顎の発達にも効果的です。
歯並びなどにも繋がる顎の発達は、
体作りにも繋がるため、小さなうちから積極的に摂りたいですよね?
そこで気になるのが美味しい煮干しの選び方!
良い煮干しとは鮮度が良い煮干しのことを指しますので、
鮮度の良い美味しい煮干しを選ぶ際のポイントをご紹介します。
・煮干しの目が白い
しっかり干されているため臭みがない煮干しの証拠であり
長持ちもしやすい煮干しになります。
・煮干しが白く光沢がある
鮮度脂肪が少ない近海のイワシで尖度が良い証拠です。
黒っぽかったり青い煮干しは外海産であることが多く鮮度もいまいちです。
・への字に曲がっている
鮮度が良いと加工した際に背中が盛り上がり、
への字のようになります。
・煮干しに欠けがない
鮮度が良いものは頭や腹が欠けにくいため、
欠けているものは鮮度がいまいちである証拠になります。
中でも内臓が見えている煮干しは、
鮮度が良くない状態で加工されているため避けたほうが良いでしょう。
以上4つが美味しい煮干しの見分け方になります。
煮干しは適度に摂取することで栄養の健康効果と
咀嚼アップによる健康効果が期待できます。
日頃の生活に上手に取り入れていきましょう。
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