寒い冬の季節に旬を迎える「いよかん」
風邪予防などにもよいので食べておくと
よい果物ですが、剥き方や食べ方がわからない!
・・・という方もいる様ですね。
皮はそのまま食べるという話もちらほら・・・
今日は、いよかんの食べ方についてご紹介します。
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いよかんの栄養に含まれる効能や効果は?
いよかんの栄養は特に「ビタミンC」が豊富で、
シネフィリンという成分も同時に含んでいる事から、
風邪予防によいとされています。
皮に含まれている精油には、
リモネンやナリンギン、ヘスペリジン
といった成分が含まれ、
毛細血管の壁を強くし、高血圧予防や
治療などに効果があるとされています。
また、酸味の成分には
柑橘系特有である「クエン酸」を含み
疲労物質を解消し、疲労回復や血液をキレイにします。
そして果実を包む薄皮(じょうのう)には、
「ペクチン」を豊かに含み、
水溶性植物繊維であるので
整腸作用、便秘にも有効に働きます。
いよかんの旬な時期はいつ?
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いよかんの食べ方や皮のむき方!薄皮も食べれるの?
いよかんはそのまま皮ごと食べる方も多いのですが、
これは好きずきがあります。
皮が薄いので剥くのにさほど手間はかからず、
お尻側から剥いて行くと剥き易いです。
果実だけになったら一房ずつ分けて、
中心から薄皮を開いて
中の果実を食べるのが一般的な食べ方です。
食べ慣れた方ならこのまま
薄皮をむかずに食べる方も多いです。
小さなお子さんなどでも食べやすくするには、
皮をむき薄皮(じょうのう)を開くと良いでしょう。
いよかんの皮をむいて房にしたら、
房の背側に包丁を入れて半分に開くだけ。
種は外してあげれば、薄皮から実離れもよく
お子さんでも食べやすい方法です。
いよかんの種類や育て方は?
いよかんはみかんの仲間ですが、
親品種ははっきりしておらず、
明治19年山口県阿武郡東分村(現在の萩市)の
中村正路氏の園で偶然発見されたものが最初です。
その頃は「穴門みかん(あなどみかん)」と呼ばれ、
その後、愛媛県松山市にて苗木を育て
栽培していくにつれ松山市周辺で栽培が盛んになり、
「伊予蜜柑」という名で出荷されました。
愛媛特産の温州みかんと間違われてしまう為に
現在の「いよかん(伊予柑)」となりました。
宮内伊予柑は枝変わりの品種で、
昭和41年に種苗名称登録されました。
いよかんの育て方ですが、
関東南部や温暖な地域での栽培が適しており、
年平均気温が15.5℃以上であり、
収穫の時期に-2℃以上になる地域が最適とされています。
3月下旬から4月上旬頃に苗木を植え付け、
高さを50~60cmくらいで切り返して植えます。
実際に実を付けるまで数年かかり、
通常は4~5年とされています。
収穫時期は12月頃で、
寒害を受ける前に収穫する必要があります。
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