パチンっと弾けてしまうホウセンカ
種から育てたいなと思ったら
すでに時遅し・・・なんてことがありますよね。
ホウセンカの種が弾ける前に!
種の取り方や植え方までご紹介します。
無事に種が収穫出来ます様に♪
Sponsored Links
ホウセンカの種は1つの中に何個入ってるの?はじけるのはなぜ?
1粒の種から花を咲かせ、
その後に実を付ける事になりますが、
ホウセンカの種は1つの実の中に
小さな種が複数入っています。
正確な数というものはその実によっても
種の数が違う事もあり得ますので
確定するものではありません。
しかし、とても興味深い授業内容があったので
ここでご紹介しましょう。
小学校でホウセンカの種を
数える授業がありました。
286個の実から出てきた種の数”2636個”
平均として1つの実には9~10個ほど
入っているということになります。
ホウセンカの種がはじける理由には、
実の構造によるもので、
実をよく見ると筋が数本入っています。
実が黄色く熟して来た頃、
少しの刺激で筋が割れて内側に巻き、
その巻く力によってはじき出されます。
はじける距離はよく飛ぶものでは
1mもパチンと飛びます。
おそらく遠くへ遠くへと
子孫を残す為の機能なのではないか?
と思います。
ホウセンカの種の収穫時期や取り方!種の保存方法は?
ホウセンカの種をうまく収穫するには、
その時期を見極める必要があります。
しかし「いつからいつまで」という物ではなく、
種の状態の見極めがポイントになります。
種が緑色から黄色に変わってから!
となりますが、中にはまだ種が
未熟な物もあり、収穫失敗に終わる事もあります。
その為、種が色づき始めた頃に
お茶のパックを種に被せ、
ホチキスなどの様なもので止めておきます。
あとは自然と種が弾け飛ぶのを待つだけ!
取りこぼしのない方法です。
通気性もいいので種が腐る事もなく
安心して収穫出来る時までを待ちましょう。
収穫した種の保存方法は
封筒等に入れて改めて乾燥をさせます。
一定の温度が保てる状態にし、
ホウセンカは長命種子のため、
採取後3~4年は植える事ができる
とされています。
乾燥剤など入れた茶筒や缶に入れたり、
ガラス瓶などに入れるとよいでしょう。
Sponsored Links
ホウセンカの種まきの時期は?傷には注意!?
ホウセンカは
春に撒いて、夏に咲く花です。
4月頃から種を蒔き、水を好むので
種まき時期の春は毎日、
夏の暑い時期は朝・昼・夕方など3回与えます。
水が切れてしまうと枯れたり、
成長不良を起こしてしまうので注意しましょう。
移植がとても苦手なので、
咲かせる場所は決まった場所で!
根が傷つくと生育不良を起こします。
種をポットで育てた場合に、
本葉が4枚前後の時に植え付けた後は
移動はさせられません。
苗で購入した場合も根を傷つけない様に・・・
そして半日陰で育ててください。
また、種に傷を付ける必要はなく、そのまま土へ撒きましょう。
Sponsored Links
こちらの記事も読まれています!
コメントフォーム