お彼岸とは、春分の日や秋分の日を中日とした
前後3日間の期間のことを指します。
今年2014年の春分の日は3月21日ですので、春のお彼岸は3月18日から24日までとなります。
お彼岸には、ぼたもちや精進料理を食べたり、
お墓参りに行ってご先祖様を供養したり
することが昔からの習わしとなっています。
ではなぜ、この時期にはお墓参りへ行くことになったのでしょうか?
ここではその由来と、お墓参りでお供えするものなどをご紹介します。
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なぜお彼岸にお墓参り??
お彼岸の習慣はなんと千年以上も前、平安時代から日本国内で普及し始めます。お彼岸の「彼岸」は仏教言葉に由来しており、
“迷いのない悟りの境地”のことを意味しています。
そして私たちが生きている俗な世界のこと「此岸」と呼び、
此岸に生きる私たちがあちら側(彼岸)にたどり着くための
仏道修行を「到彼岸」いいます。
やがて、悟りの境地である彼岸のことを浄土(死後の安らかな世界)と
考えるようになり、その浄土にいるご先祖様に想いをはせる現在の「お彼岸」が
定着していきました。
このような仏教的な由来から、お彼岸のお墓参りは
他国にはない日本独自の習慣となったのです。
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お墓へのお供え物は??
お墓へお参りに行く際は、手ぶらではなくきちんとお供え物も持っていきましょう。
まず必要なのはお花です。
ご供花というと白いお花が思い浮かばれますが、
亡くなられてから年月がたっている場合は、淡い色のついたお花でも喜ばれます。
また、故人が明るい色が好きだったり、特別に好きなお花があったりした場合は、それに合わせてお花を選んでお供えもできます。
お仏壇の花立にお供えするお花です。仏花 ブリザードフラワー お仏壇花 仏具 常花 お悔やみ お…
あまりかたくなって選ばずに、
あなたのご先祖様が喜んでくれるものを選びましょう。
お花屋さんとどれが良いか相談しながら購入するのもOKです。
食べ物のお供え物
お花の他にも、ご先祖様が好きだった果物やお菓子などをお供えとして持っていきましょう。
飲み物が好きなご先祖様であれば、飲み物もお供えします。
墓石にかけてあげてもいいですね。
他に定番のお供え物としては、
ぼたもちや精進料理、彼岸団子や草餅などがあります。
ご先祖様が一番喜んでくれそうなお供え物を考え、持っていきましょう。
真心が伝わる、お供えの品として果物カゴをお選び下さい。【送料無料】 花付お供えフルーツ盛り…
また、お供え物は直接おかず、半分に折った半紙の上に置くのが
正しいお供え方法です。
お彼岸にお墓参りへ行く際は、お墓を綺麗に掃除し、
お線香もきちんとあげましょう。
千年以上も続く日本の文化を、是非あなたも大切にしていきましょう。
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