さわやかな辛みで薬味にもならぶ
夏より旬を迎える『みょうが』
食べるとバカになるとか、
物忘れがひどくなるなどと
言われがありますが、
実はとってもよい作用をする食材です。
みょうがの栄養について詳しくまとめました!
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みょうがの栄養は?その効能にはどんな効果が??
みょうがの主な効能は、
香りの成分である『アルファピネン』
・発汗作用
・消化促進
・眠気を覚ます
などといった効能があります。
食後の眠気の原因は低血糖!?
アルファピネンは油に溶ける性質があり、
薬味として使用する際にも何か油分を含む
料理と一緒に食べることで吸収がよくなります。
他には『カンフェン』という成分により、
・抗炎症作用
・抗菌作用
『ゲラニオール』という成分には
・鎮静作用
・鎮痛作用
『ミョウガジアール』という辛み成分には
血液の流れをよくする作用
『カリウム』には余分な塩分を排出する働き
と実にさまざまな効能を持っています。
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みょうがの栄養は妊婦さんやダイエット中にも効果的!?
みょうがは、ショウガ科ショウガ属の多年草で、
100gでわずか12Kcalしかありません。
この100g中でカリウムが特に多く
210mg含まれているので、
むくみの解消などに作用します。
ダイエットに直接働きかけるといった
作用は持ち合わせてはいませんが、
血をサラサラにする効能もあり、
ダイエット中のメニューに含めても
カロリーも気になりません。
妊婦さんも安心して食べる事ができますが、
ほのかに感じる苦味成分が胃が弱い方だと
栄養吸収を弱めると言われています。
それほど心配なものではありませんが、
気になる様であれば刻んだ後に軽く水にさらし、
水気をしぼるというよりキッチンペーパーなどで
挟んで水気を取る様にすればよいでしょう。
食べ過ぎるというほど食べるものではないと
思いますので、安心して食べてください。
みょうがの保存方法!塩漬けや甘漬けの期間は?
みょうがに含まれてる栄養を食べ過ぎるとバカになる!?
みょうがは古典落語で広まった事から
食べ過ぎるとバカになるといったことや、
物忘れが激しくなると言われています。
元はインドのいわれからで、
お釈迦様の弟子に非常に素直で
心根の美しい人物がいましたが、
たいそう物忘れが激しく、その激しさは
自分の名前を生涯覚えられなかったほど。
お釈迦様がその弟子に名前を忘れぬ様、
首から自分の名前を書いた物を下げさせましたが、
その下げた事すら忘れてしまうほどでした。
その弟子が亡くなった後の墓に
生えたのがみょうがだったので、
そこから、みょうがを食べると
バカになるとか、物忘れがはげしくなる
などといわれるようになった
いわゆる俗説というものです。
みょうがにとっては少し迷惑ないわれですね。
実際にはそんな事はありませんので、
薬味や漬物などにして安心して食べてくださいね!
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