
耳の下あたりから痛みを伴い、熱を伴い
子供の頃に必ず通る「おたふく風邪」
予防接種を受けさせるかどうか
迷う保護者さんも実際いらっしゃったりしますが、
実際かかると特効薬がないので、
予防のためにと受けさせる事がほとんど。
しかし予防接種は副作用が
心配であるという声もあがります。
今日は、おたふく風邪の予防接種で起きる
副作用について解説したいと思います。
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翌日に発熱や下痢!おたふくの予防接種の副作用なの?
おたふくの予防接種後、
”7日~21日”の間に
軽い耳鼻腺の腫れや痛みと共に、
発熱や下痢などを発症させる事があります。
しかし、そうした症状が起こるのは約2~3%と
低いためそれほど心配することはありませんが、
予防接種を受けた時の体調や個人差(体質)
などによるので100%出ないとは言えません。
流行性のワクチンを接種した場合には
ワクチンの効果が出る前に
かかってしまうということもあります。
その他に、高熱・頭痛・吐き気
といった症状がある場合は
即接種を受けた医療機関に連絡してください。
非常に稀なケースですが
「無菌性髄膜炎症」を起こすケースがあります。
予防接種の同時接種のメリットとは?
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大人のおたふくの予防接種の副作用は?
大人がおたふく風邪に??
侮ってはいけません。
通常おたふく風邪の好発年齢は、
2歳~5歳とされています。
子供の場合は案外と軽い症状で済むものですが、
10歳以降から成人で発症した場合には
重症化する事が多いので
予防接種を受けたほうがよいとされています。
特に男性は睾丸炎(精巣炎)を
合併しやすいので注意が必要です。
「1度かかったらもうかからないものでしょ?」
という考えも実は考えにくいものです。
一般的に言われる「おたふく風邪」とは、
「流行性耳下腺炎」と言われているもので、
こちらは1度かかれば、
この後かかることはありません。
しかし、「反復性耳下腺炎」など
片方だけに起こるものは
1度発症しても繰り返す事があります。
耳下腺が腫れる病気はいくつかあり、
総称して「おたふく風邪」としているので、
全てにおいて2度目に発症することはない
と言い切れるものではないということです。
おたふく風邪の予防接種の費用はどれくらい?
おたふく風邪の予防接種は任意接種。
実費であり病院や地域によっても
費用に差があります。
おおよそ5000~7000円前後が
相場とされています。
対象年齢の子供の場合には地域により、
1回だけ一部助成されているところもあり、
負担額2500~4000円程度で
受けられることがあります。
詳しくはお住まいの市町村ホームページの
健康や医療の情報内の感染症や予防接種の項目や、
直接市区町村へお問い合わせてみては?
ただし
住民票が置かれていることが条件ですので
他地域の方は助成で受けられませんので
無理な事は申しませぬ様お気をつけ下さい。
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