寒い季節に春まで咲くということで
人気のシクラメン。
花があまり咲かない時期に
鮮やかな色で花屋の店先などで見かけ、
目を楽しませてくれますよね。
案外とご家庭などで鉢植えで
楽しまれている花でもありますが、
シクラメンの花言葉ってご存知でしょうか?
今日はシクラメンの花言葉などについてご紹介します。
Sponsored Links
赤や白、ピンクなどシクラメンの花言葉や意味は?
シクラメンの花言葉は、
・内気
・はにかみ
・遠慮がち
・疑いを持つ
・せつない私の愛を受け取って
といった花言葉があります。
その他、花の色によって
違った花言葉を持っています。
赤・・・嫉妬
白・・・清純
桃・・・はにかみ
花言葉はとかく、その形状から
花言葉を付けられていますが、
はっきりとした由来はわかりません。
しかし、ヨーロッパではシクラメンの根を
細かくほぐして想いを寄せる相手に
飲ませると心が傾いてくれると信じられていて、
その他、蛇に噛まれた傷口を治したり、
耳の病気、あるいはお守りとして
庭に植えられていたそうです。
そこから
「修道女の花」
「病気を治す花」
「魔力を封じる花」
「聖母の心臓」
などと多くの別名を持っている花です。
修道女や聖母というキーワードを持つ花なので、
そこへ色が持つイメージが交わって、
花言葉が付いたのではないか?と考えられます。
Sponsored Links
シクラメンの季節は?
シクラメンは地中海沿岸地域の山地に自生する
サクラソウ科シクラメン属の多年草です。
日本では主に園芸用として
冬の鉢花として代表的です。
寒さが一段と深まる
11月頃~翌春の4月まで開花し、
夏の間は休眠するという多年草です。
シクラメンの別名は?名前の由来は?
シクラメンという名前の語源は、
ギリシャ語の「回転する・丸い」という
意味である『cvcle』から名付けられた様です。
花(蕾)が、螺旋状に巻いていることや、
独特の丸い球根の形から名付けられたなどと
諸説ある様ですが、よく分かっていないのだそうです。
日本では「篝火花(かがりびばな)」という
和名で呼ばれる事もあるのをご存知でしょうか?
花が上向きに咲く特徴的な姿から、
燃える篝火の様に見えたことから
この名前が付けられたそうです。
教育者・歌人などとして活躍した
九条武子さんがシクラメンを見て
「これはかがり火の様な花ですね」
といった事から
植物学者の牧野富太郎氏が名付けました。
他にも「豚の饅頭」などとも
呼ばれていて、シクラメンの英名
「sow bread=雌ブタのパン」を
日本語に翻訳した名であり、
植物学者の大久保三郎氏が名付けました。
実際、シクラメンの球根が
ブタのエサになっていた様で、
現在では和名で呼ばれることは滅多にありません。
Sponsored Links
こちらの記事も読まれています!
コメントフォーム