流行りだすと怖い「O-157」。
家族が感染した!
お友達が感染した!
そんな時、どんな対策や対応を
したらいいか迷ったことがある方も多いのでは?
そこで、O-157の感染経路や症状、対策など、
特徴を知っていざという時に備えましょう!!
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O-157の症状や潜伏期間は?
O-157の正式名称は
「腸管出血性大腸感染症」
または
「ベロ毒素産生性大腸菌感染症」
と言います。
O-157は強い感染力があり
少ない菌でも感染してしまいます。
死亡者が出てしまう様な毒性が強い菌もあり、
その菌は「O-157:H7」と呼ばれています。
O-157はベロ毒素を出し、
溶血性尿毒症症候群(HUS)や脳症を起こしてしまいます。
O-157の症状
・下痢、腹痛、血便
・発熱
さらに悪化すると、
・溶血性尿毒症症候群
蒼白、倦怠、欠尿、むくみなど
・脳症
頭痛、傾眠、不穏、多弁、幻覚など
成人のO-157は、無症状だったり
軽い下痢だけでおわる事も少なくありません。
その場合でも感染を広げてしまう事があるので注意!!
O-157の潜伏期間
O-157の潜伏期間は5~10日と
一般食中毒に比べて長いです。
O-157の症状が無くなった後も
1~2週間は腸の中に残り便の中に
潜んでいるので注意が必要です!!
感染すると一定の潜伏期間後に
症状があらわれるそうです。
O-157は死に至る事もあるので
しっかり感染予防や対策をしたいですね!!
O-157の感染経路は?
O-157は家畜(牛、羊、豚など)の
大腸を住みかとしています。
家畜糞便に汚染された水や食物を介して
感染し、更に感染した人から人に・・・と感染していきます。
接触感染はせず、口から体内に入る
経口感染のみです。
具体的には・・・
・肉を触った手、包丁、まな板に菌が
付いているので、そこで切った生野菜を食べて感染する
・ミンチ肉などを調理した時に、
中まで火が通っていない場合に感染する
・感染者の排泄物から(掃除の際に菌が手につくなど)感染する
・・・など。
O-157感染症が起こりやすい時期は?
普通の食中毒は気温が高くなる
初夏~初秋にかけて発生しやすくなりますが、
O-157は感染力が強いうえに
少ない菌でも発症してしまいます。
他の食中毒に比べて気温が低い時期でも
発生しますので、注意が必要です!!
普通の食中毒は気温が高くなる
初夏~初秋にかけて発生しやすくなりますが、
O-157は感染力が強いうえに
少ない菌でも発症してしまいます。
他の食中毒に比べて気温が低い時期でも
発生しますので、注意が必要です!!
その他の食中毒の発症時間についてはコチラ!!
感染経路が分かったところで、
次にO-157に感染してしまった場合の
対応と予防対策についてご紹介します。
O-157発症時の対処と予防・対策
O-157発症時の対処
・下痢止めなどは服用しない
無理に下痢を止めると腸内に菌を
閉じ込め異常繁殖させ悪化してしまうので、
下痢止めは服用しない!!
・抗菌剤投与を早く行う
早期の抗菌剤投与は有効なので、
もしかして、、、と思った時や、
症状が重い場合は早目に専門医に診てもらいましょう!!
成人の場合は5~10日で症状は
落ち着くことが多いですが、
小さいお子様の場合は早目に専門医に診てもらいましょう。
O-157の予防・対策
・肉の調理はしっかり火を通す!!
加熱によって菌が死滅するので、
しっかり火を通してから食べる。
・調理器具は用途別に分け、清潔に!!
生肉を切った包丁やまな板には
菌が潜んでいます。
野菜などを切る包丁、まな板を
分けることと、毎回、消毒を欠かさない。
・トイレ掃除時はゴム手袋を使い念入りに!!
O-157の症状が無くなった後でも、
1~2週間は注意が必要です。
ゴム手袋を使い、壁や床もしっかり掃除をしましょう。
ポイントはつかめましたか?
小さいお子様がいるご家庭や、
家族の任数が多い所は、家庭内で
O-157の感染が広がらないように注意しましょう!!
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