アウトドアが増えて来る季節ですね。
楽しい時間の間に人知れずくわれては
激しいかゆみを襲われる虫刺され!
蚊の対策はしていながら、
案外忘れられがちで
噛まれてしまうのが「ブヨ」
今日は、ブヨの虫刺されの処置や
対策、治療方法についてまとめてみました。
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ブヨの虫刺され処置方法は?
ブヨは一見、小さめのハエと
勘違いされがちが実は違います!!
ブヨの成虫は、渓流近くや山中、
自然環境に近いキャンプ場などで見られます。
ブヨは皮膚を噛み切った後に
吸血するので若干痛みを伴い、
吸血後は中心に赤く出血点や流血、
水ぶくれなどが起こります。
吸血時に血液凝固を抑える為に、
唾液腺から毒液を注入するので、
吸血直後のかゆみはそれほど感じられません。
しかし、多少アレルギー等体質にも偏りがあれど、
翌日などに患部が2~3倍に赤く腫れ上がり、
激しい痛みとかゆみ、発熱の症状が
1~2週間、現れます。
また、ブヨに多く吸血されたりした場合には、
リンパ管炎や、リンパ節炎を併発したり
呼吸困難に陥る場合もあるので、軽く考えない様に!
ブヨの虫刺されの処置方法としては、
吸血された傷口から毒液を抜き、
抗ヒスタミン薬とステロイド成分を
配合している外用薬を塗ります。
かゆさから掻いてしまうと、腫れが引かなくなり、
治った後もシミとして残りますので、
決して傷口には触れない様にします。
毒液を抜く「ポイズンリムーバー」
というものが市販されています。
およそ¥1,000程度で販売されていて、
ブヨ以外にも蜂や蚊、毒虫や毒蛇など
毒液や毒針を吸引作用で抽出するものです。
アウトドアによく出かけられる方は
1つ常備しておくといいですね。
蜂や蚊、毒虫に刺されたらポイズンリムーバーで毒を吸出しましょう!
ブヨの虫刺され治療方法や対策方法は?
ブヨの虫刺され治療方法は、上記にも記載した
ポイズンリムーバーを使用した後、
外用薬の塗布ですが、
それ以外に”熱湯療法”があります。
ただし、ブヨに刺された後、
すぐに行わないと意味はない様です。
毒液はたんぱく質で出来ているので、
45~50度の熱湯を患部に当てて、
熱でたんぱく質を変質させて無毒化させる方法です。
私たち、人間もたんぱく質で出来ていますが、
代謝機能があるので身体には害はありません。
かなり熱いので我慢をするのは大変ではありますが、
数回繰り返すとかゆみが治まります。
もしくは、濡れたタオルをレンジで
熱々に温めたものを患部に当てるを
繰り返しても同様と言えます。
多少個人差はありますが、
試してみるのもよいと言えます。
ブヨの虫刺され直後に熱湯療法が
出来ない場合や、すでにふくれあがって
熱を持っている場合には、逆に薬を塗り、
保冷剤などで冷やした方が効果があります。
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川やキャンプでブヨに虫刺されされたときの応急処置や市販薬は?
川やキャンプに行った時に
ブヨに刺されてしまったときは
ポイズンリムーバーと消毒液、その後
虫刺され用の軟膏で応急処置を行うことがおすすめ。
虫刺されの後に何も用意していない事自体が、
アウトドアをするにあたって甘い考えと言えます。
リムーバーを用意は致し方ないといえど、
最低限、消毒液と虫刺され用の軟膏程度は
ご用意ください。
市販薬を用意するのであれば、ムヒなどが手頃です。
4~5日塗って効果が見られない場合には、
皮膚科に受診しましょう。
また、ブヨに噛まれない様にするには、
長袖・長ズボンで肌の露出を極力抑えます。
なお、ブヨは黒・赤・青に
反応するらしいので、これらの色を避けるのも1つ!
明るい色を選ぶのも対策の1つです。
※スズメバチも黒に反応します。
そして、市販の虫除けスプレーでは
あまり効果が見られない事が多いです。
「ハッカ油」を使用した
ハッカスプレーが効果があるとされています。
・ハッカ油 :2ml
・消毒用エタノール:10ml
・水 :90ml
・スプレーボトル :100ml
・スポイト :1つ
※エタノールは、ハッカ油を水と馴染ませるために入れます。
・消毒用エタノール:10ml
・水 :90ml
・スプレーボトル :100ml
・スポイト :1つ
※エタノールは、ハッカ油を水と馴染ませるために入れます。
上記のものを入れてボトルを振るだけ♪
ブヨ以外の虫にも効果があるとのことですので、
お子さんなどがいるお家で、
薬剤を使いたくない方にはおすすめですよ!
夏には重宝します。
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