服やバッグ、財布など身近な物についてるチャック。
外出中などにチャックが壊れて開かない!
・・・なんてことあると焦りますよね?
壊れたチャックは自分で直すことができるのか?
修理に出せるの??
など今回はチャックが壊れた時に関する
情報をお届けします。
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チャックが開かない原因と開け方や直し方
まずチャックと聞くとファスナーやジッパーとは違うものなのか?
・・・と、疑問を持つ方もいるかもしれません。
そもそもファスナーとは洋服などに使われ開け閉めが
何回でもできる留め具です。
その中でも壊れやすいのは線ファスナーと言われるものです。
ジッパーやチャックはその線ファスナーの商標であり、
線で並んでいるエレメントとスライダーによってかみ合い、
両側を閉じたり開けたりするものになります。
ちなみにチャックの基本構造は、
テープと呼ばれる生地と縫い合わせる部分。
ファスナーがかみ合う部分であるエレメント(務歯)、
エレメントを噛み合わせ開閉させる引き手の役割であるスライダーの3つです。
チャックが開かない原因は、
1.生地を噛んでしまう場合
2.スライダーの劣化
この2つが大きな原因のことが多いです。
まずスライダーが生地を噛んで開かない場合の直し方は、
1.スライダーではなく生地をスライダーのすき間に
通すようなイメージでピンと引っ張ります。
力いっぱい引っ張ると生地を傷めてしまうので注意!
2.1.でとれなかった場合は
ゆっくりと慎重にスライダーを動かします。
3.スライダーを動かしてもとれなかった場合は、
スライダーのすき間にマイナスドライバーの先を突っ込み、
てこの原理で広げた空間から生地を取り出します。
スライダーが硬くて簡単に広げられないようであれば、
ドライヤーで少し温めてから作業をしましょう。
スライダーの劣化が原因の場合は、
潤滑油を塗り滑りを良くすることで直すことができます。
自宅にある鉛筆、ワセリン、リップクリームなどで
潤滑油になりますのでスライダーが動くギリギリのところまで動かします。
その後、エレメントに塗り、
少し戻したら塗っていない部分に塗り・・・というのを繰り返します。
こうすることで少しずつ動く範囲も広がり、
チャック部分の開け閉めが出来るようになります。
ただし潤滑油が生地を傷めてしまう可能性があります。
チャックが直ったらすぐに洗濯をし、
潤滑油を洗い流すこともポイントです。
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チャックが勝手に開く場合の原因や対処法
エレメントが開いてしまうという場合、
1.スライダーのすき間が開きすぎ
2.エレメントの曲がりや外れ
この2つが原因となります。
スライダーのすき間が開きすぎの場合は、
ペンチでスライダーをはさみ、すき間を締めることで解決します。
エレメントの曲がりや外れの場合は、
問題のあるスライダー部分をペンチで調え、
噛み合わせが悪くなっているのを直してあげましょう。
チャックが外れた時も修理できる!?
スライダーがエレメントから外れた時、
壊れた!と焦りますがこれも直すことができます。
生地ごとエレメントを折り曲げ、
エレメントの金具にあるすき間を広げます。
その部分にスライダーを入れこみ
スライダーとエレメントを強引に噛み合わせます。
もしもすき間にスライダーが入らなかった場合は、
スライダーのすき間を広げエレメントを入れ込みます。
入れこんだからペンチでスライダーを挟み、すき間を締めます。
デニムやジーンズの色移り防止方法!
壊れたチャック修理に出すと費用はどれくらいかかるの?
自分でチャックを直してみたけどうまくいかない!
傷めやすい生地などで自分で直すのは難しい!
などの場合はリフォーム屋さんなどで修理してもらうことをおすすめします。
お店により価格は変わりますが、
スライダーのみの交換は1,000円くらい。
チャック全体の交換は1ヵ所で2,000円くらいです。
チャック代と工賃を考えると、
自分で直すのに比べ割高にはなりますが、
大切なものにキズを付ける心配がないので安心です。
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