梅雨時期になると
花の見ごろを迎える夾竹桃(きょうちくとう)
毒のある花というイメージがありながら、
桃の様な花姿はとても愛らしいのです。
公害に強い面から道路脇などでも見られますが、
夾竹桃の花言葉はどんな言葉があるのでしょうか?
また、夾竹桃がお庭にあるご家庭で、
剪定する時の注意について調べてみました!
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夾竹桃の花言葉は?毒のイメージで良い意味がない!?
夾竹桃の花言葉、
一体どんな言葉があるのかざっと挙げてみます。
・危険な愛
・油断大敵
・用心
・注意
なかなかいい意味での花言葉はりません・・・
しかし広島では被爆した後、
75年間草木が生えないと言われた中、一番に咲いた花であることから
広島では復興のシンボルとして県花と指定されています。
夾竹桃の花言葉は毒から言われている様ですが、
別な意味では復興や希望など。
潮風や大気汚染などにも耐え強い生命力を持つ性質があるので、
花言葉を見直してあげたらどうなのかな?とも思います。
また、別名として桃葉紅(トウヨウコウ)や
半年紅(ハンネンコウ)などと呼ばれる事もあるそうです。
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夾竹桃の毒は死亡事故もあり!?食べると危険!!
夾竹桃が持つ毒は、
かなりの強い毒性があり死亡事故もありました。
樹・葉・花
全てに毒を持ち主にオレアンドリンという成分を含んでます。
これは青酸カリよりも強くて0.3mgと
極僅かであっても致死量に達するといいます。
葉が笹に似ていて尖って細いため、
笹と間違ってバーベキューをする時の串や
箸代わりにして中毒症状を引き起こしたこともある様です。
また、乾燥させれば安心とも言われていますが、
乾燥した夾竹桃の葉が0.5g程度、
牛の飼料に混入していた事で、
牛が死亡した事例もあるので大変危険です。
とはいえ強心作用や利尿作用を持つ事から
薬として役立てられている事もあります。
もちろん素人では手を出しては行けないものですが、
処方薬の一部として活躍しています。
夾竹桃を剪定する時は要注意!!
家庭の庭木としても花が愛らしいので植えている事もありますが、
樹の発育や樹型を保たせるために剪定を行いますよね。
夾竹桃は素手で触れる事も危険で、
その後の処分にも注意をしなければなりません。
燃やすと毒を含んだ煙を起こすので、
自身以外にも周辺住民の方にも迷惑をかけます。
基本はお住まい地域の自治体に聞いて適切な処分が必要です。
そのまま剪定して出しても回収しないことがほとんど。
十分に乾燥させた後に
高温で燃やす事で処分は出来る様ですが、
土に埋めても植えている場所に毒を含むほどですから、
なかなか手強い事がわかります。
誤って自宅のペットが葉を食べてしまったり、
小さなお子さんが口に入れてしまったら・・・
こんな事を考えればあまり庭木にしないほうがいいので
残念ながらあまり庭木としては人気がないのが実情です。
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