そば屋さんなどで見かける新そば
きっと「蕎麦の旬の事なんだろうな~」と
お察し付いている方もいらっしゃると思いますが、
新そばの時期って一体いつまで?
素朴な疑問をご紹介します!
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新そばは色が違う!?時期はいつからいつまで?
新そばの季節は夏新(なつしん)と秋新(あきしん)があり、
どちらかといえば秋新の方が味がよいと言われています。
本来は秋新を新そばと言われており、
10月下旬~11月上旬頃に出回ります。
ただし産地によっては少し遅れて
11月中旬頃から店頭に来るところもあります。
そのため新そばという言葉自体は
古くより秋の季語や風物詩となっています。
ちなみに旬が過ぎた蕎麦を
陳蕎麦(ひねそば)と言います。
「陳」という字には劣化などの意味は含んでいます。
ただ、冷蔵技術が高くなった現代ではそうした意味ではなく、
熟成されたそばという意味合いになっている様です。
またよく見かける生蕎麦(きそば)は、
そば屋さんの蕎麦全般を差して言われるもの。
十割や二八など割合は様々ですが、
昔は上等な蕎麦を生蕎麦と読んでいた名残だそうです。
なお、新そばの色は薄く緑がかった色が特徴で、
味は十割でいただくのがよりよくわかります。
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そばで有名な場所の新そばの時期はいつ?
蕎麦の産地で有名な場所は秋新がほとんど。
本来、そばの成熟期には昼夜の寒暖差が
10度程度開きがあり日中温度が25度くらい。
気温が高くなりすぎない様なところで
育った物がよいとされています。
新そばが出回る様な地域はその条件に当てはまる所が多いです。
合わせて日本は北から南と気温や環境の違いから、
新そばが出回る時期に違いがあります。
なお、蕎麦も品種改良が行われ、
越冬し育った春に出回る新そばというものもあり、
蕎麦の産地でも年に2回新そばが出回ることもあるそうです。
つまり今では新そばは秋に限らず、
春・夏・秋それぞれの季節に出回る旬なそばを新そば。
秋に限らず質のよいそばと言えます。
新そばの時期が1番早いのは北海道?
新そばの出回る季節として
いち早く出回るのはなんと北海道!
実はそばの産地が道内にもあります。
広大の土地を活かした蕎麦の作付けにより、
生産量は全体の45%を占めると言います。
・空知
・上川
・後志
・十勝
この様な蕎麦の生産地があり、
北海道は夏と秋に旬を迎えます。
北海道の春は昼夜の寒暖差幅が広く、
夏の収穫前の熟成期になり
秋も同様に温度幅が広いので
蕎麦の成長に適した環境なのです。
いずれにしても北から南に旬の時期に違いがあるので、
ほぼ通年を通して香り高い新そばが食べられるます。
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