お風呂上がりに濡れた足を置いても
すぐにさらっと乾く石のバスマット!
速乾性に優れていて、利用された方からは
快適・爽快などの声があがります。
その石のバスマットの正体やお手入れの方法、
デメリットなどに関して紹介します。
購入前の参考になれば幸いです。
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石のバスマットの正体は珪藻土!そのメリットや効果は?
「石のバスマット」として名が渡っていますが、
実際には石で出来ている訳ではありません。
珪藻土(けいそうど)という藻類の一種の
”珪藻”の殻の化石によって出来る堆積物で
『ダイアトマイト』と呼ばれています。
珪藻の殻は主に
二酸化ケイ素で出来ていて珪藻土の主成分です。
多くは白亜紀以降の地層から産出されるもので、
古くよりこの珪藻土の利用はされていて、
代表的なものにはダイナマイトの製造に使用され、
ニトログリセリンを珪藻土に吸収させることによって、
ダイナマイトの安定性が高まったと言います。
また、耐火性・断熱性に優れている面で、
建築材・保温材としての利用や、
絶縁体・研磨剤、輪島塗や七輪など、
太平洋戦争中にはパンやビスケットなどの
かさましに使われるといった方法がなされていた様です。
珪藻土を使ったバスマットは、
他にパルプやエンジニアウッドを
混ぜ込んで作られています。
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石(珪藻土)バスマットの寿命やデメリットは?お手入れや割れることないの?
珪藻土を原材料とした石のバスマットは、
手入れはとても楽で、洗う必要性はありません。
ただ、定期的な『陰干し』が必要で、
夏には1週間に1度、冬は4日に1度程度乾かします。
水分をすぐにでも飛ばそうと天日干しにすると
割れや反りといった事の原因になるので、
天日干しは絶対厳禁です!
また、永久的に使える訳ではなく、
寿命は約2年としています。
その間に吸水が悪くなった様に感じたら、
紙ヤスリ(細かい物がベスト)で
表面を薄く削ると吸水が復活します。
また、バスマットといえば気になる「水虫」
石のバスマットに置いては速乾性であることから、
水虫菌が繁殖しにくい環境になります。
足ふきマットを一緒に洗濯すると水虫はうつる?
石のバスマットは自分で作れる!?作り方は?
珪藻土を使ったバスマットを手作りしてみたい!
自分で作れば
希望の幅のバスマットを作る事が出来ますね。
珪藻土自体はホームセンターなどでも
購入することができます。
既製品のバスマットの製造工程は、
粉末状の珪藻土に水を加え生地を作りますが、
その水加減によって
生地の精度や強度が変わって来ます。
また、急に固まらない様な工夫であったり、
気泡を抜いたりとても細やかな工程が必要で
手作りはかなり難易度が高いようです。
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