みなさん、日本茶飲んでいますか?
私は大好きで年中飲んでいますが、
お茶屋さんに行くとよくある一番茶や二番茶・・・
一番茶と二番茶の違いって?
お店の方に聞けばいいけど、
なんとなく聞けずにそのまま何年も経っていました。
何の事か知りたいと思いませんか?
特に「一番茶」って何が一番なの?と言う
ちょっとした素朴な疑問、ここでは「一番茶」についてお話します。
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一番茶と二番茶の違いは?
お茶は1年作物で、その中でも”一番茶”とは、その年最初に育てた新芽を摘んで作ったお茶を差します。
それ以降、摘み取った順番で「二番茶」「三番茶」と呼ばれて行きます。
また、一番茶は「新茶」と呼ばれることもあって、
1年で最初に摘まれる”初物”や”旬のもの”として呼ばれています。
ちなみに、地域によっては、三番茶を摘まずに秋口になってから摘む、
「秋冬番茶」というものもあります。
一番茶は、二番茶よりも新鮮な香りがして、
爽やかな味で品質がよいとされています。
前年の秋から芽の成長は停止、栄養分を根や葉などに蓄積し、
この際に蓄積した栄養分が、春になってゆっくりと
新芽の中に集まりながら成長します。
頃合いが来たら一番茶の摘み取りがなされます。
一番茶の摘み取りが終わった後、成長開始するのが二番茶で、
一番茶を摘んだ後、おおよそ45日程度をかけて、
次の芽を摘むことが出来る様になります。
この場合には、一番茶と比較すると栄養分は劣り、
その後の重なる成長と摘み取りを繰り返すうちに、
栄養分は低下してゆくといいます。
一番茶の収穫時期や摘み取り時期は?
一番茶の収穫時期や摘み取り時期は、地域によって変わります。
南の温暖な地域から摘み取りが開始され、
桜前線と並んで徐々に北上してゆきます。
大まかには、4月中旬~5月中旬頃が平均的の様です。
もっと細かく知りたい人はこちらを参考に!
⇒ 新茶の時期は?各地のブランドお茶の一番茶と呼ばれる時期は?
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一番茶のカフェインってどれくらい?
一番茶のカフェインは、お茶の発芽の際から葉の中に出来始めて、最初の第一葉に最も多く含まれているとされています。
特に、五月初め頃の葉は含有量が多く、
それ以降時期が遅くなるにつれて少なくなって行きます。
また、カフェインの含有量は日照時間に影響されるとされ、
覆いをかぶせて栽培するお茶に多く含まれる傾向があります。
つまりは、若い葉で出来た一番茶は、
その後摘まれる葉と比べたら含有量は高いと言えますね。
なお、一番茶は、煎茶の味の主成分とされている”テアニン”が、
二番茶の3倍以上とされ、旨味の高いお茶であるとされています。
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