紫外線吸収剤不使用の日焼け止めって本当にいいの？

そろそろ紫外線が気になる季節になってきましたね！

最近よく聞く「ノンケミカル」と呼ばれる
紫外線吸収剤不使用の日焼け止め。

それって何がいいの？

紫外線吸収剤不使用の日焼け止めって本当にいいのか？
メリットやデメリットは？

よく見るSPFやPA++++って？

など、正しく知って、しっかり紫外線から身を守りましょう！！

日焼け止めの効果をあらわすSPF　PAとは？

紫外線吸収剤不使用の日焼け止めを知るためにも
まずはSPFやPAの意味や効果について知っておきましょう！

・SPFとは
Sun　Protection　Factor（サンプロテクションファクター）の略。

シミ、ソバカス、皮膚がんの原因となる紫外線B波により
皮膚が赤くなるまでの時間を何倍長く出来るかを表わしたものです。
その強さはSPF数値で表されます。

SPF数値とは時間で20～25分を1単位としていて、SPF1は
「日焼けが始まるのを何もつけていない状態よりも20～25分遅らせる効果がある」という事です。

ただしこれは1平方ｃｍに2ｍｇ塗った時の効果とされています。

これはかなりの量でこれだけ塗ったらかなり白くなりますよね、、、？
うすく塗ると効果は弱まってしまうので、表示より早めの塗り直しが必須です！！

SPF数値が高いと日焼け止め効果は高い反面、
お肌への負担もかかってしまいます。

数値が高いからいい、沢山塗ればいい、というわけでもないので注意しましょう！！

・PA＋とは
PAはProtection　Grade　of　UVA（プロテクショングレイドオブ　UVA）の略。

皮膚を黒くしたり、シワやたるみの原因となる
紫外線A波（UVA）の防止効果を表わすものです。

強いほうから、「++++」⇒「+++」⇒「++」⇒「+」と四段階に分かれています。

つまり、SPF50 PA++++は1000～1250分の効果が持続する
一番強いPA効果のある日焼け止め、という見方になります。

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紫外線吸収剤不使用の日焼け止めのメリット・デメリット

SPF効果のある日焼け止めには二つの種類の成分が配合されています。

・紫外線吸収剤
・紫外線散乱剤

この二つにはどちらもSPF効果があるのですが、
それぞれにメリット、デメリットがあります。

しっかりと効果を確認して紫外線吸収剤不使用の
日焼け止めを使用するべきか判断しましょう！

・紫外線吸収剤使用タイプ
紫外線吸収剤は紫外線を吸収して紫外線から肌を守る効果がある成分です。
吸収剤自体が紫外線を吸収するのでお肌に浸透する心配はありません。

メリット
白っぽくなりにくくサラサラしているので、付け心地が良い。
（ジェルタイプや化粧水タイプには配合されていることが多い）
高SPFを出すことが出来るので、塗り直しがあまり必要ない。

デメリット
紫外線を吸収した際の化学反応がお肌に負担をかけ、
アレルギー反応やホルモン異常を起こす可能性がある。

長時間の外出やスポーツ、海、山などにお出掛けの際に
紫外線吸収剤使用タイプを使うのがおすすめです。

お肌に負担が、、、と思いますが、
紫外線を沢山浴びてしまう方がお肌にはよくありません。

強い紫外線を浴び続ける中で汗で落ちてしまったり、
こまめに塗り直しができない時に使いましょう！！

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・紫外線散乱剤使用タイプ（ノンケミカルタイプ）
紫外線を反射、散乱させてお肌に浸透するのを防ぐ効果がある成分。
酸化チタンや酸化亜鉛などの無機紛体。
（ミネラルファンデーションなどに配合されていることが多い）

メリット
紫外線吸収剤使用タイプに比べてお肌にやさしい。

デメリット
白っぽくなったり塗った感じが重たく、伸びがわるくべたつく。
UV効果が短時間で切れてしまうのでこまめな塗り直しが必要。
お肌の乾燥を招く恐れがある。

日常生活には高SPFは必要ないので、
毎日使うのは紫外線散乱剤使用タイプがオススメです。

買い物などに出かける際にササッと塗り直して出掛けましょう！！

最近は紫外線吸収剤のお肌への負担に注目が集まり、
紫外線吸収剤不使用のノンケミカルの日焼け止めが推奨されています。

それぞれの効果を正しく知って、出かける目的に合わせて使い分けると良さそうですね！！

お子様などには紫外線吸収剤不使用のお子様用が市販されています。
そちらを使い、こまめに塗り直してあげましょう！

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