餞別とは、
「遠くへ旅立つ人や転任・移転する人などに、別れのしるしとして贈る金品」(広辞苑 第六版)
のことを言います。社内で転勤してしまう人や、
修学旅行や海外に留学へ行く親戚のお子さんなどに向けて
お餞別を渡したり、いただいたりした経験、幾度かありませんか?
餞別は相手に負担に思わせないよう、
相手とのこれまでの付き合い方、年齢、相手の立場などを考えた上で贈ります。
ここでは、餞別に渡す金額の相場、
またどんなものが喜ばれるか?
そしてお返しのマナーなどをお教えします。
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餞別の相場
餞別には、現金を包んで渡すことが多いと思いますが、その金額はいくらくらいが良いのでしょうか。
餞別とはお祝い金とは違うので、数万円などと大きな額を渡す必要はありません。
贈る相手が
勤務先の同僚、知人・友人なら、3千円~1万円
上司や親戚・身内なら5千円~1万円
隣近所の方なら2千~5千円
以上が相場となっています。
また職場の上司へ後輩が個人的に餞別を送るのは失礼とされているので、
部署の方全員でお金を出し合って、一つの品物を贈ったりしてもよいでしょう
封筒は、紅白蝶結びで水引とのしの付いたお祝儀袋使用しましょう。
表書きは「御餞別」または「おはなむけ(御贐)」と書きます。
表書きは「御餞別」または「おはなむけ(御贐)」と書きます。
餞別はお返しを求めるものではなく、
今までお世話になった方へほんの「気持ち」を贈るものとして考えましょう。
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現金以外のプレゼント
餞別は必ずしも現金でなくてはならないという決まりはありません。例えば、友人や同僚が転居・転勤する場合は、新しい地で使える家庭用品など、
あって困らない実用品や、身の回り品なども喜ばれます。
商品券もいいですね。
長い旅行へ出ていく方へは、道中役に立つ物やお守りなど。
名入れの筆記具や時計、バッグなど、就職・昇進・退職祝いにおすすめのギフト
どんな場合でも現金はもちろん喜ばれますが、
相手に喜ばれる品物を考え、一捻りした贈り物を贈っても大変喜ばれるでしょう。
餞別のお返しのマナー
お餞別をいただいた場合、基本的にお返しは必要ありません。しかしかといって餞別をくれた方へ何もしなければ、
それは失礼となってしまいます。
転居や転勤で餞別をいただいた場合は、
転居先・転勤先から相手へお礼のお手紙を書きましょう。
餞別のお礼を含め、転居先・転勤先の様子や、
家族で元気に過ごしていることなどを伝えるとよいでしょう。
また、頂いた金額が大きかった場合などは、
その地の特産品や名産品なども一緒に送ると喜ばれます。
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旅行に出る際にいただいたお餞別の場合も、
相手へ旅行先でのお土産を買いましょう。
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