2014年!今年の夏は、冷夏の可能性が・・・と
ニュースなどでも発表がありましたね。
涼しく過ごせるんだからラッキー!!
と思ったりもするものですが、
この”冷夏”なぜ起こるのでしょうか?
今日は『冷夏』についてお話しますね。
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冷夏とはどんな意味?
「冷夏(れいか)」とは、
読んで字のごとく、気温の低い夏を言います。
気象庁では3段階表現で
6~8月の気温が、平年と比べて
”低い”に該当した場合に、冷夏としています。
気象庁における冷夏の基準
(1981~2010年平均)
・北日本 -0.6℃以下
・東日本 -0.5℃以下
・西日本 -0.2℃以下
・南西諸島 -0.3℃以下
(1981~2010年平均)
・北日本 -0.6℃以下
・東日本 -0.5℃以下
・西日本 -0.2℃以下
・南西諸島 -0.3℃以下
2014年は冷夏?猛暑?
さて、気になる2014年の夏!
冷夏なのか?猛暑なのか?に
ついてお話しましょう。
2014年は、ずばり「冷夏」になる
可能性が予測されています。
それというのも、夏に起こる
「エルニーニョ現象」の起きる確立が
平常よりも高まった!!
とされる気象庁からのレポートからです。
「エルニーニョ現象」とは、日付変更線
付近から南米ペルー沿岸にかけての
太平洋赤道域とよばれる部分の界面水温が
平年よりも高くなる現象です。
この現象が起こる事に寄って、
世界の気候にも大きく影響が与えられます。
日本では、「冷夏暖冬」と言う
気候になることが知られています。
極端なエルニーニョ現象ともなると、
世界各地ではハリケーンの多発、洪水、干ばつと
いった自然災害が発生する恐れがあると言われています。
また、その逆の現象が
「ラニャーニャ現象」と呼ばれるものです。
冷夏と空梅雨って関係ある?気温の影響は?
空梅雨と冷夏の関係は、
あまり雨が降らない事で
梅雨明けが特定されない事も多いです。
その為、そうした年には冷夏になる
という話もありますが、関係性は薄く感じます。
冷夏の場合には、北に行く程、
長雨が長引き、夏の高気圧の張り出しが弱くて、
梅雨前線が停滞しやすくなることから、
長雨続きの方が関係性が強いと言えます。
また、雨が続けば日照時間も短くなり、
最高気温と最低気温の差が狭いため、
気温が上がらず、農作物への影響を及ぼします。
梅雨入りが遅かった年は、
冷夏になりやすいと言われています。
2014年は平均よりも遅い梅雨入りに
なるのではないか?
・・・と予想されています。
梅雨入りの平均時期と2014年の梅雨入り予想は?
また、冷夏による気温の影響は、
「冷害」により農作物に
大きく影響が起こります。
それによって、農作物の高騰や、
品不足などといった事が起こります。
具体的に言えば、野菜の高騰や、
お米の収穫不足などの深刻化ですね。
「涼しい夏で過ごし易くていい」
・・・と思いきや、
生活では何かと影響が出るので
そう喜んでもいられないものですね。
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