秋の風物詩の1つにあがる鈴虫。
涼やかな秋の夜長に鈴虫の鳴き声が聞こえると
もうすっかり秋の気配を感じます。
そうした時期にはきまってホームセンターや
ペットショップなどで鈴虫が売っていますが、
上手に飼うと卵を産み翌年には子鈴虫達が生まれます。
でも鈴虫ってどう飼うの?
飼育時の困ったをレクチャーしたいと思います。
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鈴虫の飼い方!土や温度など条件は?
鈴虫は本来草むらに住んでいるため、
土を敷いて上げる事が一般的。
季節を過ぎると卵を産みつける土台にもなるので、
深さ5~6cmほど入れてあげる事が必要です。
外にいればいた所の土を使えば良いと思いがちですが、
飼育の際には適さず雑菌の蕃殖に繋がり薦められません。
使用する場合は専用の鈴虫マット
もしくはカブト虫用など昆虫飼育用の土が適しています。
園芸用は何かと注意が必要です。
ここでは割愛しますが芝の目土でも代用は出来ますが、
薬品など一切使用していない事が前提です。
飼育温度は25度前後。
直射日光など当たらない薄暗くて
涼しい場所を好むので玄関などが最適かと思います。
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鈴虫の育て方のポイント!餌や寿命は?
鈴虫は日中、陰に隠れて夜間行動する虫ですので、
土を敷いた上に隠れる事が出来る様な隠れ家が必要。
割れた植木鉢や木の枝(流木など)を置き、
安心できる場所を作ってあげる事がポイントです。
また、餌においては鈴虫は雑食!
基本何でも食べます。
一般的にはきゅうりやにんじん、なすなどを
土に付かない様に楊枝などに挿しておきます。
鈴虫は共食いをする生き物です。
これを回避するには鰹節が役立ちます。
あげ方としては小さな容器に入れて土に置くなど。
水分においては賛否両論です。
基本的には野菜などから摂取するので必要はないと言います。
鈴虫の成虫は越冬することは出来ず、
5~6月頃に誕生して10月頃には寿命を迎えます。
寿命前に死んでしまう原因には、
・飼育容器内のカビ
・飼い主側に付着した殺虫剤や虫さされスプレー
・部屋に撒いた殺虫剤(蚊取り線香などもってのほか)
・土の水分不足
土の乾燥はNG!
鈴虫を準備する前に鈴虫マットや土など
十分に水分を吸わせ飼育時は霧吹きで湿らせます。
コオロギの鳴き声で気温が分かる!?
鈴虫の卵が孵化しない原因は?
オスメスのカップルで成虫の鈴虫を飼っていた場合、
成虫が寿命を迎えた後に土の中に卵が産み落とされています。
1匹のメスが生む卵の数はおよそ50~100個。
成虫の死骸やゴミを取り除いた後に霧吹きを十分にかけ、
できるだけ湿度を保たせるためラップをします。
その後、温度変化が少ない暗い場所で保管!
たまに土が乾いていないかチェックしつつ、
乾燥している様であれば霧吹きをかけます。
産卵からおよそ2ヵ月たつと卵の殻が堅くなり、
土が乾燥しても問題がなくなります。
凍結さえしなければ寒い場所での保管も大丈夫です。
この産卵後、2ヵ月間の湿度や冬場凍結させた場合は
孵化できません。
あわせて3月頃になると改めて水分を与えますが、
湿らせ過ぎて卵がカビてしまい孵化できない事があるので注意しましょう。
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