初夏の候 意味 時期

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初夏の候の意味!時期はいつからいつまで?結びの使い方は?


yun_727

言葉から夏がそろそろ始まる頃だなぁ・・・

と感じる言葉に
初夏の候という時候の挨拶があります。


実際にはいつ頃を”初夏”と
いうのでしょうか?

今回は初夏の候の意味や時期など
簡単にまとめてご紹介していきます。


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初夏の候とはどんな意味?時期はいつ??


初夏の候”をお話しする前に、
季語としての”初夏”を見てみましょう。


読み方は「しょか
他に「はつなつ」ともいいます。


意味は読んで字のごとく夏の初めをいいます。


夏の初めといえば、身体を
少し動かしただけでも蒸し暑さを感じ、

春の穏やかな温かさとは違った、
うっすらと夏を感じさせる気候。


季語では夏の季語に含まれていて、
時候の挨拶では5月6月に含まれています。



旧暦4月・・・初夏(現在の5月頃)
旧暦5月・・・仲夏(現在の6月頃)
旧暦6月・・・晩夏(現在の7月頃)




そこで季節を24に分けて季節の名前を付けた
”二十四節気”を見てみます。


旧暦の4月からに含まれ、
暦の上で夏の始まりとしている

”立夏”があります。


立夏は旧暦4月で、
現在の5月6日頃をいいます。


色々な解釈のされ方があり、
実際の気象と古くの季節の感じ方にも

ズレがあるのでいつが正解ということも
なかなか難しいものがあります。


それというのも晩春という季語があり、
旧暦の3月を指し、
現在では3月上旬~5月上旬を言います。


こうしたズレや暦の季節には
先取りしている傾向もあるので、
ズレが生じても致し方が無いことなのです。


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初夏の候はいつまで使える時候の挨拶なの?


旧暦と新暦のズレにより、
初夏の始まりは5月中旬

・・とある程度、
時期がわかったところで、いつまで使うもの?


二十四節気の旧暦5月に当る芒種
の前日である6月5日まで。


立夏小満の期間に感じる

夏っぽさを感じる時期に使うと
最適ということです。

小満とは?意味や友引との意外な関係って!?


初夏の候を使った結びは?


時候の挨拶を使った文書は、

最後に相手の身体を気遣う
「結び」の文章で終わらせるのがマナーです



極端に寒い季節や暑い季節に関しては、

・まだまだ寒い日が続きますので風邪など
 召しませぬ様ご自愛ください。

・気温の高い日が続きます、
 どうぞご自愛ください。

 
といった、結びの言葉が思い浮かびます。


丁度、初夏と言われる頃には
春の終わりを告げる梅雨があります。


鬱陶しくジメジメとした季節でもあるので、
体調を崩しやすい時期でもあります。


では、こんな結びの言葉はいかがでしょうか?


例文

・蒸し暑い日が続いておりますが、お身体ご自愛下さい。

・時節柄、お身体ご自愛下さい。

・梅雨明けが待ち遠しい今日この頃ですが、
 どうぞお健やかにお過ごしください。
 

梅雨の時期はどうも
初夏という感じに思えませんが、

時候の挨拶に、


「初夏の候、春から夏へと変わる梅雨の時期に入りましたが、
 皆様いかがお過ごしでしょうか?」

などと始めたら自然ではないでしょうか?


無理矢理な気もするのですが、
梅雨自体も合ったり無かったりするもの。


いずれにしても

立夏から芒種前日までに
夏を感じる気候であれば使っても問題は無い!


と考えられています。   

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